YKTM

アニメ感想・考察ブログ

うた恋い。10話感想

男女の友情だと…信じてた…

超訳百人一首うた恋い。10話「名古曽の滝」感想

 


導入はバレエ姿の定家と宇都宮くん。
頭のにわとり=鳥の空音ってことでしょうか?

清少納言の元カレは死んでしまっていました。
ただこのアニメってずっと若い容姿で描くから早世だったのかどうかわかりかねます。
Wikiによれば40歳くらいだったらしいです。
この時代だとまあ寿命でおかしくないんですかね。

さて公任は生前元カレ実方に頼まれていたので
清少納言の名声をあげるためにドキドキ☆和歌クイズをしかけます。
なんか聞き覚えのある歌です。
雪と花を重ねるのはなんとも美しいですねえ。
公任と実方が見ていたつぼみも、実方の死後1人で公任がつぼみを見ていたのも
これの前フリだったのでしょう。
ついでに言うとところどころに「枕草子」に出てくる場面っぽいのがあって見ていて楽しいです。

その後公任は少納言に会いにいって実方を偲びます。
亡き人がここにいれば、っていうのはいつの時代も一緒ですね。
切ないながらも後ろ向きな感じはありません。

場面変わって道長登場です。
おお、道長やっと出てきました。
どうやら一行でサボりです。
公任も行成もいますが、行成はお父さんに似すぎてて混乱します。
みなさんの歌を書きとめます、と言う行成。
簡易書道セット欲しいです。
そこで公任の詠んだ歌が百人一首に入っている歌でした。
滝の音は たえて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
歌を詠んだ後に現代語訳言われるとなんかむずがゆいですね。
名前が消えてもまだ滝の落ちる音が聞こえてくるようだっていう歌
それと自分を重ねたのか、自分が死んだら歴史の中に消えてしまうのかと話す2人。
公任くんに関していえば、確かに名前は詳しいとか興味ある人しか知らないかもしれませんが
「滝の音は~」の歌だったら聞いたことぐらいあるはずです。
まさしく名は消えても歌の響きは今の世まで伝わっているんですね。

さてどうやら行成は偉いポジションにいるそうです。
道長天皇が仲良くしないと政治までうまくいかないんだとか。
道長の娘を天皇に嫁がせればうまくいくのですが、それをしちゃうと少納言の立場が危うくなります。
というわけで行成は仕事と友情の間で揺れていました。
公任の言う通り「仕事に私情をはさむな」っていうのも正論だとは思いますが。
前回の少納言と行成を見るとなんともいえません。

結局、行成の助言で天皇道長の娘を迎え入れることになります。
そのせいで落ちぶれて行く少納言たち……政局上仕方のないこととはいえなんと無常な。
これで行成は友人、清少納言を落ちぶれさせた原因の一つということになってしまいました。
定子は産後すぐに亡くなり、少納言は宮中を出ます。
なんとなく疎遠になっていた行成はそれを公任から知らされるんですね。
公任はひょうひょうとしているけど一番周りを見ていそうです。

政治や宮中のごたごたに疲れた行成は少納言に会いに行きます。
ここで鶏の泣きまねをしているのがいいですね。
この前の続きって感じで。
枕草子」で定子の全盛期しか書きたくない清少納言は、自分から宮中を去ることにしたようです。
自分が宮中にいたという記録が残ると、後世の人に「あ、定子って没落したんだ」って思われてしまうんだとか。
感動ものですね。
少納言は、定子が亡くなってもなお彼女を守ると決意していたのでしょう。
自分の名前は歴史の中に消えていったとしても「枕草子」さえ残っていけばいいの考えでしょうか。
これが史実かどうか、日本史に疎いので真偽のほどはわかりません。

そんな感じに感動していたらいつの間にか行成と少納言がキスしてるんですが。
冗談じゃなかったんですか?
男女の友情じゃなかったんですか。
なんか後朝っぽい雰囲気ですし。
あーそうですか。