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アニメ感想・考察ブログ

サイコパス6話感想

酒豪な朱ちゃんまじかわ。

PSYCHO-PASSサイコパス6話「狂王子の帰還」感想

 


冒頭、コウガミさんの思い出でしょうか。
行方不明になった執行官を探しに行くと、すでに殺された後でした。
しかも皮をはがれているんだろか、人体模型みたいになっています。なんと残虐な。
それを見たコウガミさん、犯罪係数ぶっちぎっちゃったのかな。
ストレスで犯罪係数が上がるのか、大事な仲間が殺されて、犯人を殺してやりたいと考えてしまったのか。
目覚めたコウガミさんは汗だくでした。部屋のボードには殺された執行官と思しき男性の写真。
だから宜野座さんはあまり執行官と親しくなるなって言っていたのか。
コウガミさんは執行官に思い入れたあまりに犯罪係数が上がっちゃったということで。

宜野座さんは上司へ報告しています。
眼鏡にこの前髪…宜野座さんのお母様かおばあさまでしょうか?
朱ちゃんは優秀だけども、危ういところがある。しっかり見てあげてください、あなたの同期、つまりコウガミさんみたいにならないようにと上司。
ついでに宜野座さんにも忠告。犯罪係数と遺伝の関係性はわかっていないが気をつけなさいよと。
なーる、宜野座さんはお父さんが潜在犯なんですね。
何回か前に潜在犯の家族はどんな目で見られるのかと疑問を書きましたが、普通にエリートへなれるようですね。
ある意味、個人の点数を数値にしてしまうから偏見とかはなくて完全に個人で見てもらえるのかもしれません。
上司がいる建物にはアポローン銅像。ここから宣託を下しているということでよろしおす?

さて、場面はどこかの学校へ。もーややこしいから学校は学校でまとめちゃいます。
100年先の未来とは思えないくらい、古風な感じです。
個人的にはセーラー服になんの思い入れもないんですよねえ。
どちらかと言えばブレザーのほうがいいです。セーターからちょこんと見えている指先に、危うくパンツが見えてしまいそうなプリーツスカートとか最高じゃないですか。
胸元はリボンでもネクタイでも。自由度が高いんですよね。
ところが授業はかなりハイテクでした。先生もこの眼鏡に前髪…宜野座さんのお姉さんですか?
内容は現代と遜色ないかな。
まーたシェイクスピアか。十二夜というのは意味があるのかな。とりかえばや物語みたいな喜劇です。無理くり考えて女が男装していたとはいえ女に恋をしてしまうところとか?
でもこうやって教育機関がきちんとしているなら、前回でルソーや寺山修司を知らなかったわけがちょっと不思議ですね。朱ちゃんは優秀だったのだからなおさら。
そんな中、ツインテールの女の子がツイッターみたいなもので他クラスの先輩? と交信です。
先輩は『マクベス』と『タイタス・アンドロニカス』が好きなんだとか。
マクベスはいいとして、なーんでこうマイナーどころを持ってくるんでしょうか。教養あるよアピールですか。
その上今回の「狂王子の帰還」って、ハムレットっぽいですし。
人変わってポニテの子と友だちが食堂で食事中。これもなんか人工的な食事感がありますね。
そこに前髪パッツン登場。この学校の生徒だけ画風が違う!
前髪は人気者らしいですが、ポニテは彼女を信用できないんだとか。
あーこのポニテは犯人を追って返りうちになりそうなところでギリギリ助かるポジションだな。
前髪は美術部の部長。さっきツインと話していたのもこの人らしいです。
放課後、ツインが美術室にやってきます。部員1人?
ツインは継父から性的な目で見られているのだそうです。
慰めて抱きしめながら『タイタス・アンドロニカス』の登場人物の1人は強姦されて、舌と腕を切られてしまうのだと説明します。その後名誉の殺人で絞殺されるんですけど、それは無視ですかね。
舌を切り取られるということは言葉を奪われるということ。この学校も前髪さんの悪口は許されない雰囲気でしょうね。
そんなことよりツインちゃん逃げてー!

一方、やっと出てきました朱ちゃん
カガリくんのお部屋はゲームセンター兼バーのような。
よく見ると、コウガミもマサオカさんもカガリくんも、みんな基本的な部屋構造は同じですね。そこから自分好みにアレンジしているのか。
カガリくんといつの間にやら仲良くなった朱ちゃん。気のおけない雑談までこなすように。
でも「恋?」って聞かれて大笑いする朱ちゃんちょっと怖いわあ。なんでだろう。
私が人間に恋するとでも思っているのかっていう感じ。あ、わかった。他の人に比べてカガリくんにはおどおどした感じがないのか。
コウガミさんの話を聞くために、カガリくんのご飯&晩酌のお付き合いをする朱。
本当の食事ということは、今まで朱ちゃんが食べていたいろいろは食べ物の味がする何かってことか?
お酒も今ではほとんど飲む人がいないそうです。
じゃあ金曜日恒例の駅前死屍累々は見られなくなっているのか。
バーチャルで酔えるって不思議。

カガリくんから得たヒントを元に、朱は分析官のシオンさんの元へ。あいかわらずおっぱいです。
ちゃっかりいる弥生ちゃん。この前もいたなー。
なんかこういうところ、ゲームっぽいですね。朱がプレイヤーで、情報を集めにいくとそこにいたみたいな。
うーん、説明が難しい。
シオンさんからコウガミさん問題の「標本事件」の話を聞きます。
死体を標本にして飾っておく事件だとか。それがホロの後ろにあったとか怖いなあ。
見た感じでは「輪切りのソルベ」っぽい。
確かにこんな死体をばんばん見ていたら監視官でもすぐ犯罪係数上がってしまいそう。
弥生ちゃんはこんな死体くらいじゃあテンションあがらないそうです。うどん大人気。

朱ちゃんも友だちと麺類を食べています。ご飯より麺が主食なの?
案外似た者同士なんじゃない、と友だちに言われ朱ちゃんは悩みます。
なーんかコンビモノでよく見る気がしますねえ、正反対なようで実は似た者同士な感じとか。
けど朱ちゃんのほうがコウガミよりメンタル強いかもしれないな。

仕事で呼び出されて朱ちゃんは慌てて向かいます。
この前の工場の犯人を取り調べです。宜野座さんすごい威圧感ですね!
シオンさんの見立てによれば、アバター乗っ取りと工場の事件は裏でつながっていると。
ついでにコウガミは標本事件との関わりも指摘します。
ずっと待っていたとコウガミ。たぶん裏にいるのが槙島ですよね。
朱ちゃんが来た途端に槙島関係の事件が起きたのか。展開の都合もあるでしょうが、何か意味があったらおもしろい。

ところで別の場所ではツインちゃんの死体で芸術作品ができあがっていました。
あいかわらず美術室で不気味な絵を描く前髪。なんか悪意を感じますよ、この絵。
後ろにいたのは槙島です。
えっ。先生って、えっ?
前髪が「師匠」という意味で先生と言っているのか、この学校の先生なのかどっちでしょう。
後者かなあ、標本事件の実行犯もこの学校の先生っぽいですし。
けど黒幕が出てきちゃうのもおかしい。