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アニメ感想・考察ブログ

サイコパス7話感想

朱ちゃん目線なのに、朱ちゃんの性格がつかめなくて不気味。

PSYCHO-PASSサイコパス7話「紫蘭花言葉」感想

 


紫蘭ってシオンじゃないのか、シランなのか。
シランの花言葉は「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」だそうで。
「変わらぬ愛」と「薄れゆく愛」が両立してしまうのが花言葉の恐ろしいところ。

冒頭はお父さんのお見舞いに行く璃華子さん。
シビュラシステムへ移行した弊害でしょうか、今の時代にはない病気で苦しんでいるみたいですね。
璃華子はそれで社会を憎むようになったんでしょうか。

一方、噴水のあったところへ赴いた朱ちゃんコウガミ宜野座さん。
いつも通りやる気満々なコウガミさんですが、宜野座さんによって捜査から外されてしまいました。
先入観にとらわれた刑事を初動捜査に当たらせるわけにはいかないと。
あれ?! 宜野座さんってばコウガミさんを人間扱いどころか刑事扱いしてるじゃないですか。
言葉ではどうあれ元同期をまるっきり犬扱いはできないということでしょうか。
朱ちゃんはコウガミさんの監視を命じられます。

殺されたのはツインテのヨシカちゃんではありませんでした。
同じ学園の別の子です。
これが発覚1体目ですか。
標本事件とほぼ同じ薬品で遺体がプラスチック化しているんだとか。
あー、だからパッと見では芸術品かと思ったのか。
カガリくんはコウガミを捜査からはずしたことに疑問を持ちます。
ずっと個人的な捜査を続けていたんだとか。
宜野座さん曰く、妄想の羅列で意味をなしていないそうです。
コウガミさんってもしかして自分の考えをうまく伝えられないタイプなのか。

コウガミさんはトレーニング中です。
レスリング? 相手をぼこぼこにしてます。それを朱ちゃんが冷静に見てるの怖い。
と思ったら、バーチャル相手でした。
バーチャル相手とはいえ、ぼこぼこに壊してしまってやりすぎだと朱ちゃん
ドミネーターが凶悪な武器だからこそ、自分を鍛えてその恐ろしさを忘れないようにするんだとコウガミさん。
うーん、こういうの聞く限り、コウガミさんは決して怪物じゃないよなあ。
自分で言っていた通り気絶だってする人間ですね。
しかしコウガミさんは見た目に反して口を開くと本当に親しみやすい人だなあ。
惜しむらくは朱ちゃんに冗談を冗談ととってもらえなかったところでしょうか。

部屋に戻って、朱ちゃんはコウガミさんに謝罪します。
こっそりコウガミさんの過去を探ってしまったと。
朱ちゃんいい子だなあ。
コウガミさんのださい私服より朱ちゃんのかわゆい私服が見たいなあ。
コウガミさんはストイックに、責められるべきは自分1人だと言いだしました。
佐々山について聞きます。コウガミ曰く、気のいいクソ野郎だったそうです。
シオンさんとか弥生ちゃんはよくお尻を触られていたそうで。
あー、2話でシオンさんが「慎也くんにお尻でも触られた?」って言ってたのはこれがあったからなのかな。

コウガミはなんとしてでも捜査に戻るそうです。俺たちって言っているあたり、朱ちゃんを巻き込む気満々です。
朱ちゃん朱ちゃんで、なにか手がかりは? とか前向き。
こうやって先のことを考えられるのは朱ちゃんが優秀たる所以だろうか。
手がかりは1つだけ、佐々山執行官が残していてくれました。
槙島と銘打たれたそのファイルに移っていたのは、クソ画質な人間。

学園では、ヨシカちゃんが不登校になったのを心配した緑髪の子がいました。
ポニテに相談しています。
ポニテが読んでいるのは「タイタス・アンドロニカス」じゃないですか。
タイタスの話を知っているのは視聴者以外にヨシカと璃華子だけなはず。
この子は何らかの情報を手に入れているのか、璃華子と繋がっているのかどちらでしょう。
でもこの学園は寮じゃないのだろうか。
そしたらヨシカの両親がもっと騒いでもよさそうなものだけどなあ。

璃華子は裸でベッドにいました。
先日父が死んだのだと告白します。
一緒にベッドにいたのは事切れたヨシカ。
えっ…え…もしかして死姦?
これから細工を施すようですね。

槙島はどこか別の場所で知らないおっさんに、璃華子の境遇を説明していました。
誰だ? 槙島のスポンサー?
ストレスレス社会になったことで、人間は退化してしまったんだとか。
刺激がない→反応が鈍ってしまう。人間は無菌状態でもダメだとかそういう。
実は平均寿命も減ってきているそうですが、決して公にはされないデータだとか。
なんで槙島はそのデータを知っているのでしょうか。
そうした患者は一定数いるようですね。璃華子の父親もその1人でした。
璃華子の父は画家で、それも人の暗黒面をえぐるような絵ばかり描いていました。
サイコパス賛成派で、それこそ利用しまくってしまった。
それで今の状態に、っていうことでしょうか。
サイコパスの弊害ですねえ。
それにしても、芸術家もこの世界では生きていけないんでしょうか。
絵を描いているのがこのお父さんとマサオカさんていうのは面白いですね。
色相キレイな人が描く絵って中世の宗教画っぽくなりそうだ。
そういえばロックな音楽もダメなのかな。ダメだろうな。
Tシャツを裏返して着ちゃいけないのか。

璃華子も璃華子で父の回想をします。
やたら哲学者の引用が出て来るアニメですね。
でも璃華子が薬漬になる前の父(画家としての父)を知っているとするなら、思ったよりサイコパス導入は最近なのか?
そうするとカガリくんの年齢が15歳そこそこに? お酒飲んでたのにな。
サイコパス導入→サプリ開発される→効果が認められ一般に流通し璃華子パパ喜ぶ
っていう時系列ならクリアかな。
もしかしたらサイコパス導入された直後は潜在犯半端なかったのかも。

チェ・グソンの助けを借りて芸術作品を作ります。
グソンの瞳ってなんかロボットみたいですね。ハッカーだから?
ホログラムで姿を変えて逃げ出すグソン。
もう何も信じられません。

後々、新たな死体が発見されました。
これは璃華子が描いていた絵と同じ構図。
じゃあ証拠いっぱいだからすぐ捕まっちゃうじゃないですか。