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アニメ感想・考察ブログ

新世界より9話感想

スバルは昔から飼っていた犬だったのか。

新世界より9話「風立ちぬ」感想

 


瞬が学校に来なくなって4日。
早季たちは不安の中にいました。
覚を中心に、瞬の居場所を探そうということに。
守とマリアは消極的です。
守くんってば、ちゃんと考えて口に出せるじゃないですか。
でも瞬は心配なので、二手に分かれて情報を集めることにしました。

覚と早季は瞬の住む松風の郷へ。
ボートで向かうと、大きな船&立ち入り禁止の布が。
ぐるりと迂回して陸から入ることにしました。
こういうときの覚は本当に頼りになるな。
逆に1人のときは早季もきちんとしてると思うんだけどなあ。

陸にも立ち入り禁止の布、さらには注連縄まで張り巡らしてありました。
注連縄は村の外、結界の意味があるそうです。
悪鬼も注連縄の外にいるんですよね…ううむ。
警告を無視して先へ。

郷は大変なことになっていました。
雰囲気がなんとも不気味。
周りが変化していると考えれば、瞬は業魔になったのだろうか。
瞬の家まで行くと、地面が大きくえぐれていました。
人がいたので身を隠す2人。
でも監視されていると考えれば、2人の行動も筒抜けでは。

早季は覚に、鏡をつくるよう言います。
そういや目がいいんでしたっけ?
でもこういう、学校でやっていた課題を活かして問題を解決するのは見ていておもしろい。
鏡越しに見た地面には、瞬の家の柱だったはずの木がありました。

ショックな早季ちゃん。
もしかして、このときの早季は瞬がなんらかの事故か事件に巻き込まれただけだと考えているのだろうか?
覚はもう少し冷静でした。
いいコンビだと思うんだけどな…。
後ろにある遊具はもしやミノシロを模したものか?

一方、マリアたちは聞きこみをしていました。
ところが松風の郷は全員欠席しているとのこと。
全員死んだ?
座っているマリアと守。
このときマリアだけ影で顔が見えないんですよね。
なんだか未来を暗示しているようで恐ろしい。

早季は一旦、家に帰ります。
やさしく出迎えてくれた父母。
電灯をつける話をしていました。
電灯の使用は制限されているようです。
一部の人間が利権のために電気を制限しているのか、と思ったら単純に発電能力がわずかになっているみたいですね。
どうでもいい世間話に、早季ちゃんは思わず声をあげてしまいました。
いなくなった人間のことを聞くのはタブーだそうです。
あ、それでレイコちゃんのことは最初からいなかったように振る舞っていたのか。
まさに見せかけだけの平和というか。

瞬とその一家は行方不明になっていました。
スバルもかな…。
お母さんから、あなただけは失いたくないのだと泣かれてしまいます。

その言葉を聞いて、早季の記憶がフラッシュバック。
よっちゃん? 早季のお姉ちゃんでしょうか。
タブーが理解できない幼児には、記憶を封じてしまうのだろうか。
お姉ちゃんが消えた理由は何だ?
呪力が発現しなかったのが本命かなあ。早季も遅かったし。
それか今の早季のようにタブーへ触れてしまったとか。

早季の名前は「おさない末っ子」という意味がありました。
自分は一人っ子じゃなかったのだと気づきます。
名前の意味かー、この前「早季→さき→サイキ→プシュケ→魂?」って考えていた自分が恥ずかしい。

そうしていると、窓枠にお姉ちゃんの亡霊が!
ひええええ!
と思ったらマリアでした。そういや飛べるんだこの子。
マリアは、守との調査で不浄猫の保管場所? へ忍び込んでいました。
探っていると、大人たちがやってきます。
中から猫を取り出して、始末しなければ、と。
そしてマリアは瞬の名前を聞いたそうです。業魔になってしまったとも。
つまり不浄猫を見たら死ぬ→処刑されるから。
猫に気をつけてと言っていた瞬はここまで気がついていたのか。
となると自分が処刑されることになるのもわかっていたのだろう。
瞬の心情を思うと辛いな。

話を聞いた早季は、一人瞬の家へむかいました。
何を唱えていたんだろ。呪力は言葉によって強化されるのか?
松風の郷に来た早季を待ちかまえていたのは、不浄猫でした。
おおう、シルエットのときのほうがかっこよかったな…。