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アニメ感想・考察ブログ

マギ11話感想

紅玉ちゃんもいい。

マギ11話「新たな来訪者」感想

 


さて、ウーゴくんの暴走は止まりません。
ウーゴくんってクレジットにも「ウーゴくん」だから「くん」まで入って名前なのかな。

今回の攻撃はやばいと踏んだシンドバッド、みんなに避難命令を下します。
ウーゴくんの変わりようにその場を動けないアラジン。
そんなアラジンと、ついでにアリババも助けたのはもちろんモルジアナでした。
あーなんかこういうピンチな時って絶対モルさんがどうにかしてくれる安心感がありますね。
ヒーローじゃないですか。
かわいくって力持ちな女の子は大好きですよ。性格が健気だとなおいい。

だれもかばってくれなかったジュダルはもうだめかと思いきや、空に浮かぶ豪華な絨毯。
煌帝国の文字。
紅玉ちゃんと黄文さんだそうです。後ろにはやたらゴツイ人たち。
煌帝国の神官に何してくれてんだと難癖つけてきました。
治療を黄文に任せて、ウーゴくんを一刀両断する紅玉。
腕が竜みたいになってます。
水系のジンかな?

ショックなアラジンは、自分のターバンで紅玉に近づきました。
先に仕掛けてきたのはそっちだろ、と怒ります。
紅玉もカチンときたのか、後ろのゴツイ人をアリババ、モルジアナ、霧の団のほうへ。
自身はアラジンと対峙しました。

ゴツイ人は獣人なのか人獣なのか。
マスクの下からのぞく皮膚はすべて動物のようでした。
マスルールと戦ったのは象で、モルさん&ジャーファルは?
アリババは豹かな?
でもアリババはこれからも剣使うとしても長剣を手に入れたほうがいいだろうな。
短剣だとリーチが短すぎて見ててドキドキする。
なんでアモンの力使わなかったんだろう。

怒ったアラジンは紅玉に攻撃します。
紅玉もさらに水の力をまとおうとして、シンドバッドに止められました。
シンドバッドは眷属器あるいはジンの力を無効化する能力があるのかな。
身分を名乗って、紅玉に引けと諌めるシンドバッド。
ここのシンドバッドはめちゃくちゃかっこいいですね。
アラジンにも、あれくらいでジンは死なないから安心しろと言います。
そんなシンドバッドに紅玉ちゃんはめろめろ。
そういや煌帝国の姫君ってことは白瑛ちゃんの姉妹なのか?
紅玉は仲間を連れてあっさり引き下がっていきました。

傷ついた仲間たちを看病する霧の団たち。
アラジンたち3人はそれぞれ落ち込んでいました。
アラジンはウーゴくんの笛から五芒星が消えてしまったこと。
モルジアナは2人の役に立てなかったこと。
アリババはリーダーとしてみんなを守れなかったこと。
モルジアナさんは本当にいい子ですねえ。
前回からアリババがうじうじしていたのは、いろいろ迷いがあったからなのですね。
悩んでいるからって尻をさらけ出すのはどうかと思いますが。

モルさんがアリババの看病をしていたら、外が騒然としました。
アラジンがウーゴくんに力をあげすぎて倒れてしまったとのこと。
いそいで笛を取り上げますが、危ない状態だそうです。
アラジンは友だちのためなら自分を犠牲にしてしまうのか。

さらにそこへ王弟サブマド登場。
いっしょに来たのはアリババに剣術を教えてくれた師匠だそうです。
さて、サブマドは極度の人見知りでした。
それをおしてやってきたのは、兄王アブマドを止めてほしいからだと。
そこで回想。
アブマドがおかしくなったのは先王が病に倒れ、銀行家を名乗る男がやってきてからでした。
財政がひっ迫していたバルバッド。
煌帝国の紙幣を導入し、価値を安定させることで経済を回復させようとしたようです。
EUでユーロを導入したのと同じですね。
ドイツなどの経済先進国のおかげで、周りの赤字国家は救われるというわけです。
つまり煌帝国の経済が傾けば共倒れ。
銀行家の狙いはおそらく煌帝国の紙幣を流通させ、属国に近い状態へ持っていくことだろう。
経済握るとあとは簡単ですし。
しかしバルバッドとしてはたまったものではありません。
紙幣は価値が変動するので、担保を預けて紙幣を借りても、価値そのままでいることは稀なわけです。
だんだん担保がなくなっていくバルバッド。
そこで王は国民に目を付けました。
国民の人権を担保にする=つまり奴隷として出荷することでさらに紙幣を借り受けようと。
モルジアナさんぶち切れです。

サブマドはそんな兄に恐怖を覚え、アリババのいる霧の団へ情報を流していました。
アリババがいたから、というサブマドに驚くアリババ。
この言葉のおかげでアリババが開き直れるといいのですが。
自分はなんのためにここにいるのか?→自分の力ではないが、精いっぱい身分を利用してやるという風に。
しかしカシムがいないのも気になる。
モルジアナの気迫もあり、アリババは王を止める方面へ動いていきました。