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アニメ感想・考察ブログ

マギ12話感想

主人公アリババ

マギ12話「決意と決別」感想

 


モルさんに言われても、兄サブマドに懇願されても首を縦に振らないアリババ。
サブマドの時間がなくなってきたことを見越してか、シンドバッドが代わりにやる、と言い出しました。
ううん、どうしたアリババくん。

アリババは1人、昏睡のアラジンに告白します。
要約すると、自信がない。
今の国の状態はよくないけど、現王を倒して王になる覚悟もない。
口先王子ですか。
ノリノリで家族を殺しまくったイスラム王朝を見習ってほしいものです。

シンドバッドもアリババのやる気には懐疑的。
元々アリババに頼る気はないようです。
その話を聞いていたモルジアナ。
憤慨してシンドバッドにつめよりました。
モルさんにとってアリババ(とアラジン)は恩人なわけです。
確かに、モルジアナが今まで育ってきた環境を見れば、私財を投じて見ず知らずの奴隷を解放してくれる存在なんてまさに仏、神様並にありえなかったとは想像できる。
そんなアリババを、本意でないとはいえバカにされたら許せないだろう。
シンドバッドも考えを改めます。
シンドバッドの3人組は信頼関係が完成されてますね。
しかし国家転覆なんて出来ないと考えるアリババの弱さも、奴隷を解放する優しさも同じところから出ているのがなんとも皮肉なところです。

シンドバッドはアリババ、モルジアナと作戦会議です。
モルさんは相変わらずのかっこよさ。
煌帝国の説明がありましたけれど、白瑛ちゃんもいますし、そんなに悪の帝国という感じはしないなあ。
むしろ、世界史で見たら普通レベルか。
シンドバッドだって自国に利益があるからこそ動いているのもあるでしょうし。

さて、アリババはシンドバッドに協力を約束されるも、自信がなくて逃げ出してしまいます。
街に出たアリババは国民に囲まれます。
過度な期待を背負わされて動揺です。
王としての器がまだ完成されていないんだろう。シンドバッドにはそれがある。
そしてそれに必要なのが経験に裏打ちされた自信だったり、時にはハッタリぶちかます度胸だったりするんでしょうけどはじまったばかりのアリババくんには難しいですね。

パニックのアリババを連れ去ったのはお久しぶりんこなカシムでした。
カシムはアジト?にアリババを連れていきます。
シンドバッドがいる霧の団にはいたくないとカシム。
国民を煽って反乱を起こそうとしています。
協力者の武器商人はとっても怪しげ。なぜこういう人を信用するのか…。
アリババは、死傷者を出すのはダメだと言いながらも、代替案を出せません。
ザ、綺麗事。
ここでアリババだけ西日の中にいるのはその象徴でしょうか。
このあと、なんとしてもカシムを止めると決意したアリババは西日から影へ行くんですよね。
しかしカシムもカシムで最善策を模索するよりも好き嫌いで行動しているので反乱の指導者としては最悪。

カシムと決別したアリババは、シンドバッドに修行を申し込みます。
嬉しそうなシンドバッド。

翌日から修行開始です。
カシムの反乱が3日後?なのに間に合うのか。
まずは部分魔装を身につけることに。
ははあ、ジンを一部だけ具現化するということか。
白瑛がやったのは完全魔装なのかな?
これで短剣から長剣へグレードアップできそうです!
戦闘中にマゴイを復活させる方法は後々でてきそうですね。
アリババくんは本番に強いような気がします。

やさしくアリババを見守るモルさん。
やさしくって力持ち。女神ですね。
シンドバッドもアリババに手応えを感じています。
プラス新情報、あと女たらしなシンドバッドさん。

アリババはアラジンの部屋にいました。
モルさんも部屋へ。
アリババは決意を新たにしました。

そんなアリババに既視感を覚えるモルジアナ。
1人で出発しちゃったときだ!と思い出して向かうも、部屋はもぬけのから。
アリババはたった1人で城へ乗り込んでいきました。
んー、決意したのは偉いけど、今度は仲間に頼ることを覚えたほうがよさそうです。

最後になりましたが、2013年もよろしくお願い致します。