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アニメ感想・考察ブログ

新世界より14話感想

不浄猫って元は家猫なんですよねもふもふ

新世界より14話「雪華」感想

 


タイトルの出し方がオシャレでした。

ボードで遠ざかっていく覚。
どうやらバケネズミの巣でひと晩過ごしたようですね。
そして言いわけ達人の覚が一旦町へ帰ることにしたと。

そんな覚が心配になり、早季も後を追いました。
守をマリアに託します。
ところがマリアは聞こえないように「さよなら」と。
なんか早季もマリアもお互いわかっていそうなのがなんとも。

町に帰った早季を待っていたのは父母、そして教育委員会でした。
早季の体を気遣う両親に対して、諮問会に行くと言った早季。
まるで裁判のような形です。
こんな子どもがこういう場に出されたらまず萎縮してしまって話せない気がする。

諮問の場にはかつて早季の回想に登場したおばさんがいました。
家に遊びに来ていたってことは親戚か、両親のお友だちでしょうか。
さっそく縦ロールのおばさんに詰問される早季。
ほぼ嘘なしで答えていきます…が、守を見つけたのかどうか聞かれて詰まってしまいます。
そこで覚の証言。覚も正直に答えたそうです。
聞いて、早季も正直に証言します。
守は今マリアが説得している。
それは嘘なんだろうな…。
マリアを想って1人出ていった守、そんな守を信じられないくらい優しい子だと形容するマリア。
なんでしょうか、この2人の関係性って将来的に破滅しかないような気がします。
退廃的な香り。
逆に異常なはずのマリアと早季の関係が健康的に見えてしまうくらい。
どうしてでしょうか。
2人とも盲目に見えるからかな。

ついに早季は教育委員会が守を処刑しようとしていると知っていることを暴露してしまいました。
委員会大慌て。
富子さんが恐怖症と言っていた意味が少しわかりました。
さて、ピンチな早季に助っ人登場。
富子さんです。
委員会は富子さんを排除しようとしますが、彼女の権力はものすごいようです。
あと話術か。
あっという間に委員会を黙らせ、早季と2人になりました。

早季が連れてこられた場所には不浄猫が。
再び富子さんと早季の会話です。
1班は感性をのばす方向で育てられたそうです。
その結果がこれか…以降この方針はなくなりそうですが。
でも従順な人以外の存在が必要だったんだとか。
8割の働きアリと2割の怠けアリのようなものでしょうか。
必要悪とまではいかなくても、異分子は常に社会から必要とされているのかもしれません。
しかし問題は呪力が暴走したり漏れたりしないかどうか。
守を早く監視下に置かないと危なさそうです。
3日間猶予をあげるから守とマリアを連れ帰りなさい、そうすれば2人の命は保証すると富子さん。
早季はさっそく出発するのでした。

船着き場まで送ってもらう途中、衝撃の事実です。
富子さん267歳…。
じゃあ覚のお母さんは何歳の時の子どもなんだろう。
そういやKの時の背景描写は今と全く違ったのであれ伏線だったんですね。
何もなかった富子さんは、ただ莫大な時間と情報でもってトップに立っていました。
鏑木にもなかった才能、それで富子さんは長生きを可能にしていました。
これが終わったら新しい課題をやってもらいますと富子さん。
こうして未来の話をすることで早季を前向きにさせているんですね。
しかし瓶を直すイメージ=細胞を直すイメージということは早季も将来長生きコースだろうか。

船までもらって、川を行く早季。
覚とも合流してマリアたちを迎えにいきます。
うーん、来週はマリア守と早季覚で敵対してしまうのかな。
蛇足ですがマリアと守は2人とも音の始まりがMA、早季と覚はSAなんですね。