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YKTM

アニメ感想・考察ブログ

サイコパス13話感想

槙島のモンタージュが半目になっちゃった時の写真みたいでかわいそうです。

サイコパス13話「深淵からの招待」感想

 


冒頭は宜野座さん。時間軸は元に戻ったようです。
受けているのはカウンセリング?でしょうか。
犯罪係数が上昇気味にあるそうです。
親しい相手に相談すれば犯罪係数は下がるとのこと。
じゃあやっぱりストレス発散すれば犯罪係数は下がるんですね。
一番係数あがりやすいのは辛いことがあっても明るく振舞ってしまうタイプの人でしょうか。
けど人間ってネガティブな話を聞かされるとストレスたまるそうですから、相談相手のためを思えばあんまりしたくないですね。
このカウンセラーの人ってなんか逆転裁判に出てきそうだな。

宜野座さんは上司の元へ。
局長がやっているのはルービックキューブだろうか。
どうしたら全面そろえたことになるんだろう。
なんかこの場面やたらとルービックキューブがフィーチャーされてたので考えてみました。
こじつけ考察ですよ。
ルービックキューブといえばルービックさんです。ハンガリーの発明家ですね。
発明された当時のハンガリーはたぶん共産だったと思います。いろいろありました。
それはさておき、ルービックキューブは数学の群論と関わりが深いんだそうです。
群論オイラーとかなんとか出てきて頑張って理解しようと思ったんですが、なんとなくしかわからなかったので下手に触れないようにしておきます。
とりあえずルービックキューブは数学と関わりが深いってことですね。

局長は宜野座さんを高く評価しているようです。
同時に朱ちゃんの未熟さを懸念している様子。
そこで局長は機密事項を教えてくれました。
標本事件の容疑者、藤間はすでに身柄が拘束されているんだそうです。
それと、槙島、藤間は免罪体質と言われる、犯罪係数が上がらない人間だとも。
つまりドミネーターで裁けません。
一般市民にとってドミネーター、ひいてはシビュラの存在は絶対なものです。
朱ちゃんが槙島を前にドミネーターを手放せなかったように。
それを揺るがす槙島の存在、宜野座の報告書は決して容認できないと局長。
最大多数の幸福、ちゃんと調べました。
イギリスの功利主義ベンサムさんの言葉ですね。
思想としては、快楽を数値化→みんな幸せになあれ
てな感じでしょうか。
個人個人が幸せを感じることで平和な世界と。
だから道徳に基づく法律を制定せよと主張した。と思います。間違っていたらすみません。
シビュラシステムそのまんまですね。

考えてみると、この思想ってすごく理性的な気がします。
数値化ってあたりがとても。
思えばギリシアの哲学者ピタゴラスは数学を理性的なものとしました。
そして数は完全なものです。秩序立っています。
言ってしまえば数は概念世界のもの、つまりは神のものです。
でも数は、なんらかの形をとって物質世界にも干渉してくるわけです。
つまり数とは神の意志を現世に移してくれるもの。
微妙にルービックキューブと関連したでしょうか。
局長のもつキューブは、まさに「数学を形にしたもの」というわけですね。
シビュラも神の意志を形にしたものでしょうか。
その不完全さは局長もわかっているようですが。
こうなるとイデアだな。

そういえばマサオカさんが話に出していたルソーもベンサムと似たようなことは言ってるんですよね。
シビュラを否定したマサオカさんと維持しようとする局長は対極に見えますが、その違いも些細なものなのかもしれません。

コウガミさんは入院中です。
主人公がよく入院するなあ。
読んでいたのはコンラッドの『闇の奥』です。藤永さん訳。
2006年出版なのに新訳は出ていないのだろうか。
今でいえば1906年に訳された本を読んでいるイメージですから、すごく読み辛そうです。
単純に言えば『坊ちゃん』とかを読んでいるのと同じ感じでしょうか。
それはさておき、あいにく『闇の奥』は読んだことがありません。
でも『西洋人の眼に』は読んだことがあるのでコンラッドの人となりはわりかし理解があります。
なんでしょうかね、外部から見た社会の異常性というか。
コウガミさんらしい本でしょうか。
鬱々としたイメージがあります。

朱ちゃんがお見舞いにやってきました。
今までなんとなく部外者な気がしていた朱ちゃん
コウガミと同じ状況になったことで、同じ目標ができて嬉しそうです。
朱ちゃんが立ち直っているのはすごく嬉しいのですが、なんだか緩やかに壊れていってるようで怖いです。

そんな朱は装置を使って記憶を探り、槙島のモンタージュを作ろうとしていました。
話を聞いてびっくりなコウガミ。
朱は本当にどうしちゃったんでしょうか。
今までは曖昧だった悪が目の前に現れたことで、正義に目覚めたのかな。
たぶん朱はこれまで生きてきて潜在犯や凶悪犯罪を目にしたことがなかったはず。
それが自分の身近なところで起きることを知った、ということだろうか。

無事にモンタージュを作成できました。
犯罪係数は一時的に上昇したものの、すぐ落ち着いたんだとか。
うーん、こういう描写を見るに朱は免罪体質ではないのかな。
もし一時的にでも犯罪係数が上がるんだとしたら、佐々山のように煽る→一時的に係数100越え→堂々とドミネーターで撃てる
ってできますもんね。

頑張った朱に、コウガミや1係のみんなも彼女を刑事だと認めるのでした。

一方で宜野座はマサオカさんを呼び出して、ストレスケアをどうしたらいいか相談しました。
なんとマサオカさんは宜野座さんのお父さんでしたー。
マサオカさんは刑事だったころにいきなりシビュラを導入されて、自らの正義とシビュラの正義とに疑問を持ってしまいました。
社会を受け入れられるようになって犯罪係数の上昇は止まったのだとか。
シビュラは徐々にではなく一斉に導入されたのか。
もし刑事として働いていた人がシビュラで適性なしと判断されてしまったらクビだったのかな。
それでなくても、宜野座さんのセリフが暗に示しているような気がしますが、自ら辞めていった人も多そうです。
朱はこの世界を受け入れつつも、流されてはいないから係数が上がらないんだそうです。
適切な例えかわかりませんが、日本には昔から災害が多かったから、家がなくなっても「また建てなおせばいい」という考えが根底にあるんだとか。そうやって何度も復興してきた国です。
つまりそれって諦めではなく自然との共生なんじゃないかなあと思います。
朱も、シビュラ社会に諦めているのではなく、うまく共生できている、ということなんでしょうか。
もしかしたら朱は新人類なのかもしれません。

マサオカさんが「この国だけが立ち直った」という言い方をしていますが、それってどういうことでしょう。
・人間を置いてけぼりにして、国だけが(経済的に?)復活を遂げた のか
・周りの国はダメだったが、シビュラを導入したこの国だけが復活した のか。
後者かな。

その頃、局長は眉がぴくぴくっとしていました。
おさまったかと思えば「顔が割れちゃったね、聖護くん」と。
えーと、口調が違うし、この局長は乗っ取られてる?か二重人格?
普通に考えたら「顔が割れちゃったね」って言ってるのは藤間でしょうか。