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アニメ感想・考察ブログ

たまこまーけっと3話感想

かんなちゃんの技術力すごい。

たまこまーけっと3話「クールなあの子にあっちっち」感想

 


春になりました。4月ですね。
1話の時に感想で「1話につき1月進んでいくのか?」と書きましたが違ったようです。
クラス替えの話で盛り上がるたまこたち3人を遠くから見つめる史織ちゃん。
1話でたまこのおでこにバドミントンの羽根をぶつけてしまったあの子ですね。

鳥はあたたかくなったから旅立ちの準備をしていました。
まずは飛ぶ練習から。
しかしたまこの家でぬくぬくともちを食べ続けた鳥はもはや鳥としてのアイデンティティを失いつつありました。
力尽きて落下する鳥。
それを史織が受け止めました。
優しい子ですね。
そんな史織に鳥はひとめぼれしてしまったようです。
うーん、春ですね。

クラス替えの結果、たまことかんなちゃんは同じクラス、みどりちゃんはもち蔵と同じクラス、になりました。
みどりちゃん…でも部活が一緒だからクラスなんて関係ないですね。
史織ちゃんもたまこと同じクラスです。
見かけてたまこたちが声をかけるも、つれない態度の史織。
おや。
ここで「なにあいつ態度わる~い」ってならないのがたまこたちの性格の良さを表していますね。

たまこの担任は新婚さんで、やる気も十分でした。
楽しそうなクラスでいいですねえ。
自己紹介は、朝霧史織ちゃんから。
ごく簡潔です。
たまこは相変わらず緊張しいですが、がんばって店のアピールもしました。
このアニメ見てると毎回もちを食べたくなってしまうんですよねえ。
なんという広告効果でしょう。
かんなちゃんは独特の世界を生きています。

部活の時間、3人はゆったりお話です。
あまり厳しい部活じゃないのかな?
史織ちゃんを見かけて手を振るも、またもやつれない態度です。

場面はもち蔵へ。
そういや映画研究会なんでした。
部員らしき人と3人で歩いていると、門のところに鳥が。
鳥が映写機になるんだとひそひそ。
もしかして部活に利用しようとか考えてるんでしょうか。
しかし鳥は史織を見つけてまっしぐら。

史織につきまといますが、声が届いていないのか、気がついてくれません。
気がつくと鳥は迷子。
途方にくれて落下したら、本屋から出てきた史織が助けてくれました。
2度目。鳥は運命だと勘違いです。

史織に抱えてられ、商店街までおくってもらいます。
うーん、鳥って何キロぐらいあるんだろう。
チャンスとばかり家にお招きする鳥。
史織ちゃんも鳥の家がもち屋だと聞いて来てくれました。
道中、商店街の人からいろいろ声や物をもらう史織。
とまどっているのがかわいいですね。

この時、史織ちゃんがお花屋さんからもらったのが桃色のスイートピーでしょうか。
花言葉は「門出」「ほのかな喜び」、また桃色に限って「繊細」とあるようです。
今回の史織の心情を改めて考えるとぴったりな花ですね。

コロッケ食べ食べ、たまこの家へ。
コロッケを食べた後に口をおさえるのがリアルな女の子っぽいですね。
鳥が帰ってきたと思ったら史織が一緒でびっくりなたまこです。
サクラもちを食べていって、と上がらせました。

お茶を出す時、手が震えるたまこちゃん。
彼女も天真爛漫なわけではなくて、人間関係を築こうと頑張っているただの女の子なんですよね。
サクラもちを食べた史織は一言、おいしいと。
安心のたまこ。
そこにあんこちゃんが帰ってきました。
お客さんにもちゃんと挨拶できるあんこ姫。
プリンを食べるあんこ姫。
プリンを史織ちゃんにも勧めちゃうあんこ姫。
はあ…どうしてこんなにかわいいんでしょう。

夕飯も食べていくことになった史織。
たまこはあまり料理スキル高くないみたいですね。
代わりにあんこと史織がカルボナーラを作ってくれました。
あんこも手伝ったんだよ!とあんこちゃん。
なにがいいってですね、あんこちゃんは家の事情をよーく理解しているんですよ。
だから小さいなりにも出来ることを増やしてお姉ちゃんやお父さん、おじいちゃんを助けたいと思っている。
っていうのがよーくわかるんですよね。
いじらしい。

銭湯も一緒に行くことになりました。
両親共働きで忙しいのかな?
裸の付き合いで親近感アップです。

泊まっていけば?と言うも、史織は帰ってしまいました。
駅までおくっていく鳥。
夜桜がキレイです。

翌日、たまこが昨日の礼を挨拶と共に言うも、史織はどこかへ行ってしまいました。
なれなれしかったかな、と反省するたまこ。
しかし史織は昨日のお礼を言う練習をトイレでしていました。
んん、人見知りだからって人を傷つけていいとか思っている自分勝手な人は大嫌いですが、こうやって欠点を理解し、どうにか克服しようと努力している人は見てて応援したくなります。
つまり史織ちゃん最高ですね。

練習をみどりちゃんに見られ、あわててトイレから出ていく史織。
その後、部活で鳥が乱入した時もがんばりますが、なかなか言い出せません。
がっくりな史織。

なんだかんだでまた鳥とめぐりあいます。
ついでに担任ともめぐりあって、たまこの家へ案内することに。
商店街の声かけラッシュ再びです。
これだけでもふだんたまこちゃんがどれだけ商店街とコミュニケーションしているかわかりますね。

先生は無事たまこの家へ。
たまこ父も緊張しっぱなしです。めずらしい。
史織ちゃんはもう一度サクラもちをもらったみたいです。
アピールを欠かさない鳥。
たまこが出てきて、史織をレコード屋さんの喫茶店に誘いました。
鳥は置いてけぼりです。
割と辛辣なのねたまこちゃん。

珈琲を飲みながら、たまこはこの前のお礼だともちを渡しました。
それから、迷惑だったら言ってね、とも。
喫茶店のおじさん&音楽に勇気づけられて、史織は口を開きます。
優しいたまこを悲しませるのは嫌だと思ったんだろうな。
優しい子です。
すごく楽しかった、たまこたちとずっと仲良くなりたかった、と史織ちゃん。
聞いて、たまこも嬉しそうです。
晴れて2人は友となったのでした。

一方で鳥は失恋。
史織ちゃんにちらりとも気持ちが伝わっていないのが切ないですね。
でも温かくなったし、鳥のほうの話もこれから進展していくのだろうか。