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YKTM

アニメ感想・考察ブログ

サイコパス21話感想

朱ちゃん眉毛も切りました?

PSYCHO-PASSサイコパス21話「血の褒賞」感想

 


褒賞は言ってしまえばご褒美です。
血でもってしかそんな褒賞をもらえない不器用なお父さんの話でした。
言葉は少なく、行動は大きく。
まさに男の世界です。
うーんハードボイルド。

麦畑に来たコウガミさん。
こそこそ侵入手口を探っていると、頭上を公安のヘリが過ぎていきました。
最近のアニメに出てくるヘリは全部このオスプレイ型の飛行機ですが
これからはこの形が主流になってくるのでしょうか。
地上で見るオスプレイは下がぼってりしていてどちらかといえば不細工な印象を与えるものの
飛行時は、さすがというか様になっていてかっこいいです。

相変わらず朱ちゃんはスーパー超人です。
コウガミさんから電話がきても動じるどころか冷やかにあしらいました。
朱ちゃんは全てを知って受け入れて、なおコウガミの命を救おうと一生懸命なのに
何も知らないコウガミ、というのは少し滑稽に見えてしまいます。
朱ちゃんはさらにシビュラを半ば脅してドミネーターをパラライザーに固定する約束まで取り付けていました。
しかしそんな彼女を心配するマサオカさん。
何も知らない人からすれば彼女の変わりようは恐ろしいものがあるでしょう。

結局、コウガミの侵入を許す形で槙島を追いつめることにした公安です。
冒頭で槙島が引用していたマタイによる福音書13章「毒麦の例え」は本当に言葉面だけ合わせたっぽいので
意味はあまりないみたいです。
それとも、麦に混ざって芽を出してしまった毒麦は成長してから束にして燃やしてしまえということと
一般人に混ざって犯罪係数が上がりやすい人は係数が取り返しつかなくなってからまとめて処分してしまえ
というシビュラを重ねて批判しているのか。

槙島を確保するため2手に分かれて捜査します。
朱は弥生ちゃんと。
弥生ちゃんは初めて朱に心情を吐露し、彼女を認めたと言います。
あなたに命を預けられるってことは
私死んでもいいわってことです。
ニーチェによれば超人は神に代わって人間を支配するそうなので
さすがは朱ちゃんってところでしょうか。

しかし朱ちゃんたちのほうに槙島はいませんでした。
コウガミの影すら見えないことに不安を覚えた朱は、弥生ちゃんを置いて宜野座さんたちの方へ向かってしまいます。

さて、宜野座、マサオカさんチームは暗い倉庫?のようなところを進んでいました。
刑事としてはコウガミのほうを頼りにしていて自分はどうでもいいんだろ、とこぼす宜野座さん。
マサオカさんはのらりくらりとかわしつつ、トラップを発見しました。
マサオカさんがトラップを調べている間に、宜野座さんは他のトラップに引っかかっていろいろなものの下敷きに。
マサオカさんが助けようとしますが、背後には槙島が迫っていました。
さすがはマサオカさん、槙島相手に引けを取りません。

しかし槙島は最低な人間でした。
爆弾のようなものに火をつけ、身動きのとれない宜野座さんのほうへ投げます。
当然親子の情を捨てられないマサオカさんは、息子をかばって爆発をもろにくらってしまいました。
行動で愛を示してくれたマサオカさんに、ようやく宜野座父親呼びすることができました。
その間に槙島はほくそ笑んで逃亡です。
人間の愛情を利用して利己的に動いたことで、槙島は決定的に外道となってしまいました。

コウガミさんも一歩遅れてやってきますが、宜野座さんは茫然自失状態で槙島もコウガミもどこへやらです。
刑事を捨ててやってきたコウガミを見て、槙島は高笑いです。
悪役っぽくなってきました。
そんな槙島を、ただの孤独に耐えられない子どもだと評するコウガミさん。
冒頭の麦畑もあってそういう言い方をされると『ライ麦畑でつかまえて』のホールデン少年を思い出してしまいますが
弟と妹を愛し、弱者に優しく「ライ麦畑で遊んでいて気付かず崖へ落ちてしまいそうな子どもを受け止めるような人間になりたい」と言った彼と槙島は到底似ても似つきません。

さて槙島とコウガミは対峙し
朱ちゃんはそこへ向かっています。
次回は槙島を殺したいコウガミ、計画を遂行したい槙島、コウガミを助けるために槙島を生け捕りにしなくてはいけない朱の三つ巴の攻防が見られるのでしょうか。
弥生ちゃんは別部屋待機、宜野座さんは自失状態で他に邪魔も入らなさそうです。