YKTM

アニメ感想・考察ブログ

断裁分離のクライムエッジ6話感想

祝ちゃんはすみれのようです。

断裁分離のクライムエッジ6話「星のワルツ」感想

 

建物内はいよいよバイオハザード状態、祝ちゃんはパンツ一丁で逃げ回ります。
サイズを指定できるはずのジャージがダボダボだったのはこのためだったのか。
残念ながらすそでパンツが隠れてしまっています。
しかしこれはこれでありです。

物陰に隠れてやり過ごしていると切に見つかってしまいました。
さすがに反抗できない祝ちゃん。
涙ながらの訴えです。
祝ちゃんの純粋さを液体にしたような涙にさすがの切もためらいます。
そこを鞭でぺちーんとやられてしまいました。
デッキというかベランダのようなところに弾き飛ばされます。
追いすがる祝ちゃん。
祝ちゃん健気だなあ。

現れたのは会長ロミオと副会長瑠架ちゃんです。
なんとオーサーは瑠架、会長がインステッドでした。
これは意外、まんまと引っかかりました。
そして会長はなんらかの特殊体質だからインステッドなわけでなくただのドMだったようです。
制服にハイヒールって似合いません。

瑠架はオーサーの呪いから放たれるという狙いだけでなく自分以外に女王と呼ばれる存在がいることが許せなくて祝ちゃんを狙っていました。
つまり私怨です。
いや、でも、瑠架ちゃんかわいいけど歳が結構上ですし…。

そんなこんなで祝ちゃん襲われちゃいます。
というよりも精神攻撃です。
化物と言われても、もう1人ぼっちで屋敷にいたころの彼女とは違います。
負けるものかと瑠架をにらみつける祝ちゃん。
今まで純粋無垢を人間にしたかのような祝ちゃんの言動ばかりを見ていたのでこういうマイナスな感情を他人に向けるというのは新鮮です。
弱いあまちゃんじゃないんだぜという祝ちゃんの精神強さ。
野に咲く花のように可憐で強い祝ちゃんです。

それで引っ込むような瑠架ではありません。
今度は切に自分の髪を切るように言います。
これには祝ちゃんも大ショック。
切に大嫌いだと叫んでしまいました。

その途端に切くん覚醒。
瑠架の髪を引っこ抜いて祝ちゃんのもとへ。
いくら敵でも女の子の髪を引っこ抜くのはあまりにもむごい。
しかし祝ちゃんが本当に嬉しそうでなんともいえない気持ちです。

バッサバッサと敵を切っていく切。
ついに自分は一般人と違う発言まで飛び出しました。
ロミオは大した活躍もなく大けがです。
さて、そこにやってきた歯がギザギザの人に切は殺されかけますが病子ちゃんと婦警さんのおかげで一命をとりとめます。
ギザギザは瑠架にとどめをさして去っていきました。

そういえば病子ちゃんは一応祝ちゃん救出のために動いてくれていたみたいです。
殺人できなくてむらむらしちゃう病子ちゃんよかったです。

ここで瑠架の回想です。
どうやら彼女は自分を本当に愛してくれる人が欲しかったようです。
そんな彼女を見て、実際、下僕を従えているようで縛られていたのは瑠架だったのかもしれないと考察。
下手に相手を意のままにできてしまう瑠架ちゃんだからこそなぜロミオが自ら鞭に打たれてくれるのか理解できなかったのかもしれません。
ずいぶん不器用な子です。

一件落着した祝ちゃんは切くんを連れ急いで星座観察に向かいます。
しかし時すでに遅く、もうとっくに終わってしまっていました。
2人きりで星座観察です。
そこで昨日の夜誘おうと思っていたのに、と口をとがらせる祝ちゃんに切はひどいこと言うから、と反論します。
昨日を思い返し、謝る祝ちゃん。いい子です。
喧嘩できるようになったことで2人の距離が縮まったようなそうでもないような。
とにかく和解した2人は星空のもと、ワルツを踊るのでした。