YKTM

アニメ感想・考察ブログ

銀の匙5話感想

映画のようでした

銀の匙5話「八軒、脱走する」感想

 

麦畑をひた走る八軒と西川くん。
なんかスピルバーグの映画みたいです。

時間は戻って八軒が寮へ帰ると、別府くんは赤紙を手に震えていました。
お菓子を出しっぱなしにしていたせいでもらったとのこと。
つまり授業中かなにかの時間に寮への立ち入り検査があるんでしょうか?
自衛隊の学校みたいです。

その日部活の時間にミステリーサークルを見た八軒は少し興奮気味です。
農家の子息たちのミステリーサークル感を聴いてさらにカルチャーショックまで受けます。
御影ちゃんがミステリーサークルのホームページのぞいててかわいい。

会話に参加していなかった西川は電話でなにやら怪しげな会話をしていました。
単語を聞きつけたみんなが集まってきます。
どうでもいいですが西川と常盤はどうも同じ人物にみえて困ってしまいます。
触覚の有無で見分けるしかないのでしょうか。

八軒の知らないうちに会話は進み、寮を脱走することに。
しかし寮の規則をかいくぐり、先生の監視をかいくぐり、どうやって外へ出るのか会議を重ねます。
駒場もこういうノリが好きとは思いませんでした。

どこか冷めた感じの八軒、というよりもおいて行かれた状態で脱出計画は立ち上がってしまいました。
携帯を預ける時間になって、西川は多摩子に計画を告げます。

そして計画実行のとき。
なんと西川たちは多摩子をだましていたのでした。
ですが後々の展開を見るに多摩子を騙した意図がよくわかりません。
女子どもは連れてけねえ、てことでしょうか。
それとも計画が万事うまくいったときに多摩子にはなにかしらの役割があったのでしょうか。

なんだかんだで八軒も計画に加担していました。
前回のピザの伏線もあって、先生たちに脱走はばれたものの外には出られました。
途中で次々と脱落していく仲間たち。
あんまりにもあんまりなので笑っていいのか感動すればいいのかわかりませんでした。

仲間の犠牲あって八軒と西川がその場所にたどり着きます。
果たしてあったのはでっかいトラクターでした。
そういや西川はロボオタクなんでした。
怒られたりなんだりで便所掃除させられましたが
カレーパンおいしそうですし変な満足感がありますし
まあいい思い出ですね。
こういう青春系を見せられると弱いです。

そしてしっかりオチをさらっていく多摩子もなかなかにたくましい女性です。