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アニメ感想・考察ブログ

銀の匙7話感想

多摩子一家はいまいちおしい感じがします。

銀の匙7話「八軒、ギガファームへ行く」感想

 

お父さんの腰もよくなり、八軒は農家に慣れてきたということで
順風な夏休みです。
お休みをもらった八軒は、多摩子の家、ギガファームへ行くことにしました。

ギガファームはとてつもなく大きく、しかも機械化、合理化された農場でした。
ついでに多摩子一家もそっくりです。
遺伝子が強いっていうか、似たもの夫婦から生まれたというか。

農家の子どもだから跡継ぎにならなくちゃと思っているのではないか
と不安を漏らす多摩子母父に、無駄な動きで乗っ取り宣言をした多摩子。
それを聞いていた八軒は、御影ちゃんが跡継ぎのことで悩んでいるのではないかと心配します。

案の定なにか悩んでいたっぽい御影。
声をかけるも、八軒はうまい具合にスルーされてしまいました。

そうこうしていると牛の出産がはじまりました。
私も見学させてもらったことがあるのですが
結構ひんぱんにあるものなのでしょうか。
蛇足ですが生まれたのが双子で、しかも男女だと生まれた牝牛はお乳がでないらしいですね。
肉にされてしまうそうです。

せっかくだから出産のお手伝いをすることになりました八軒。
母牛の力みに合わせて縄でひっぱります。
こればっかりは機械化できないんですね。

子牛は生まれましたが、息をしていません。
必死の救助でなんとか息をしはじめました。
八軒の喜びもつかの間、子牛は専用の牛舎へ連れていかれてしまいました。

そこでの多摩子を見て、農家の、家畜に対する愛情に不思議をもつ八軒です。
確かにこればっかりはさっぱりわかりません。
割り切った愛情なのでしょうか。

後日改めて御影に悩みを聞きます。
やはり跡取りであることに悩んでいたようです。
どうなのでしょうか、親としては子に対する愛情と家畜に対する愛情は違うでしょうし
子の望む未来に行ってほしいのではないでしょうか。
今は農家希望の一般家庭の子が養子というか、跡取りとして迎えられる場合もありますし。

いい雰囲気になったところで、御影のお父さんに見つかってしまいました。
夏休みも終わりか、としみじみ思う八軒でした。