YKTM

アニメ感想・考察ブログ

銀の匙8話感想

ひえー

銀の匙8話「八軒、大失態を演じる」感想

 

バイトにもすっかり慣れた八軒。
早起きするのにも慣れ、自分に夢がないことにも割り切りがついてきたようです。
そうこうしていると他所の牛と御影家の牛が混ざってしまいました。
見分け方を聞いてせっせと仕分けします。
御影父は変な恰好していると思っていたらあれ腰のサポーターだったんですね。

そこにスーパーカブがやってきて
牛を追ってくれました。
乗っていたのは八軒の兄です。
とてもじゃないですが大学生にみえません。

東大に通いつつもそのことになんの執着もない兄に
八軒はずいぶんとコンプレックスを感じていたようです。
あれかー、よくある学年1位をとっても当たり前、
10位にでもなってしまったら罵られ
といった生活をおくってきたパターンでしょうか。
余談ですが八軒兄が言うように東大にはいるのは
問題を解くコツがわかっていればいいとよく聞きます。
まあでもそれは東大に入れた人が言うセリフであってそれ以外が言ったらただの負け惜しみです。

ちゃっかり御影家にお世話になっている八軒兄。
東大を辞め、ラーメン屋を目指しているそうですが
味覚センスはあっても料理センスは壊滅的でした。

その後八軒の両親へ兄は電話をかけます。
話を聞いているに、いつもメールをくれる母との関係はともかく
八軒も兄も父と確執がありそうです。
それで八軒は家に帰りたがらないんでしょうか。

高校も見てきたと八軒兄。
豚を食べる目線でしかとらえていない兄に
心中八軒は複雑でしょう。
しかし兄のような前提から育てていくのが
豚も自分もお互い一番つらくないような気もします。

いよいよバイトも残り2日です。
生の牛乳を飲んで五体投地するほど感動してしまった八軒。
かつて私は危ないからって飲ませてもらえませんでした。ずるいです。
いいものを食べさせてもらってたんだなあ、と御影じいちゃんに言われ
八軒はハッとします。
銀の匙の大人はみんなちゃんと子どもを教え諭せる大人ですね。

搾乳を開始するも、牛乳はすべて漏れてしまっていました。
自分がきちんと管を通していなかったからだと申告する八軒。
ここで黙っていなかったのは偉いですが、こういうミスって私も経験あるので
ついひやっとしてしまいました。
誰からも責められないことが一番辛かったりもします。

自身が作ってしまった損害と
農家の実入りの少なさに愕然とした八軒。
バイト最終日は誰より早く起きて作業をしていました。
昨日の損害を取り戻すため懸命に働きます。

そこへ駒場家の双子ちゃんがやってきました。
この子たちは幼女のくせにあまりかわいくないところがなんとも言えません。
トウモロコシをもらって茹でたり焼いたり食べます。
焼きトウモロコシに醤油なんておいしくないわけがないじゃないですかー。

さてバイトも終わり、給料が差し出されました。
牛乳を無駄にしておいてもらえないと固辞する八軒でしたが
ひいおばあちゃんに諭されて受け取りました。
数日前はバイト代で何を買おうかとわくわくしていたものの実際目の前にして
お金の重みに眠れない八軒でした。

次回からはまた学校に戻るのでしょうか。
豚丼との関係がどうなっていくのか。