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アニメ感想・考察ブログ

C3部9話感想

なぜだゆらちゃん

ステラ女学院高等科C3部「斯クシテ宴ハ終ワル。」感想

 

ゾンビ行為をしてしまい、部屋で1人悩むゆら。
制服姿が久しぶりで新鮮に見えますね。
悩むゆらちゃんは1話や初期のころを思い出します。
そうしているとそのらが帰ってきました。
優勝したことをほのかちゃんから聞いていたそのらは、ゆらに24時間大会の話を求めます。
おずおずながら話し始めるゆら。

翌日、そのらはC3部に顔を出しました。
すごく喜んでいるカリラちゃんかわいい。
そのらが大好きなんですね。
ゆらも遅れてやってきて、自らゾンビ行為を告白しました。
おお、受動的にバレるのかと思っていましたが意外に自分から言い出しました。
運営に電話したから、明星の確認がとれたらC3部は優勝取り消しになる、と。
なぜそんなことを誰にも言わずにしたのか、と詰められてゆらは黙ってしまいました。
ゾンビ行為をしたチームは他の大会出場停止とかにならないんでしょうか。
だとすれば部全体の問題となるわけですからゆらの行動は確かに自分勝手です。
かと言って沈黙を通すのもアレですしどうしろって言うんですか。
それにしてもゾンビ行為発覚してもC3部はやさしいですね。
サバゲーマーとして許さないのかと思っていました。
ゆらは彼女たちのやさしさと、とっくに自分が受け入れられているということに気が付かないのでしょうか。

結局、凛ちゃんが否定したおかげでC3部の優勝はそのままでした。
もう一回明星と再戦したいというゆらに、ほのかがたしなめます。
れんとの傷にすら気づかないゆらの暴走を、理論的にしかれるほのかちゃんはいいお母さんになりそうです。
良妻賢母です。
カリラちゃんとゆらは一瞬触発になるも、なんとか収まりました。
けどC3部はゆらを過信しすぎというか、ほったらかしすぎな気もします。
彼女放っておくと危ないですよ。

C3部を後にしたゆらは明星女学園に向かいます。
凛に詰め寄ります。
なんだか気に入られたようです。

さてC3部は流しそうめんをしていました。
なかなか楽しそうですがBB弾が竹の中に入ったりしないか心配です。
強くてかわいいカリラちゃんがこういう時はいじられキャラなのがギャップです。

ゆらはいないのかと思っていたらひらすら丁次郎をぶっ放していました。
今回は全部同一日の話なのでしょうか。
私がやりたいのは流しそうめんじゃなくてサバゲーだ、と怒ってゆらは帰ってしまいました。
うわー中二病だー。
彼女の中で、流しそうめんやって遊んでいるそのらとカリラちゃんがサバゲーにおいて強者だという矛盾は
どのように解消されているんでしょうか。

帰る道中、凛ちゃんがそのらを撃った狙撃犯を捕まえたとのニュースを見て驚くゆらです。
しかもそのらと凛が同じ発言をしたことで何か思った様子です。
そのらを丁次郎と出会った神社へ呼び出します。
カリラちゃんは色白なのにほいほい素肌さらさないでいただきたい。

ゆらはそのらに凛との関係を聞き出します。
なーんだ、ただのやきもちか。
と思いましたが事態はそう簡単でもなさそうです。

ゆらはそのらにサバゲーの基礎を教えてもらった神社で、彼女とも丁次郎とも決別します。
思えばゆらちゃんがこういう状態になってから一切妄想シーンは出てきていないのですね。
ゆらちゃんが楽しいならこういうひたすら強さを求めるサバゲーでもいいんじゃないのかな
スポーツ物だとお遊びの部活仲間に一喝してまじめにやらせるという場面がよく出てきますし
と思っていたんですがこんなんだとひたすら苦しそうです。

今回のサバゲー講座で、そのらちゃんはゾンビ行為をする人について
「自分だけの世界でヒーローになりたいんだろ?」
と評していましたがゆらちゃんまんま当てはまっている気がします。
もともと自分だけの世界(妄想)を表に出せなくて周りから距離を置いてしまっていたゆらちゃん。
その世界で周りを巻き込め、との丁次郎の言葉とは裏腹に
ゆらちゃんはますます自分だけの世界に閉じこもってしまいました。
変に自信ついてるぶん今のほうが面倒くさいです。

しかしかわいい女の子を楽しもうと見始めたこのアニメで
こんなに鬱々とするなんて思いもしませんでした。