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アニメ感想・考察ブログ

銀の匙11話感想

続きがあるように終わったと思ったら続きがありました

銀の匙11話「走り出せ、八軒」感想

 

豚丼のベーコンが完成しました。
そのおいしさを堪能していると次々人が集まってきました。
御影がチャーハンを作ってくれたりジャージのショートちゃんが厚焼きベーコンを作ってくれたり
どんどん豪華になっていきます。
しかし出来上がっているのはどう見ても酒のつまみです。

豚丼をみんなに食べてもらって嬉しそうな八軒でしたが
ふと気が付けばお兄さんが来ていました。
ベーコンを実家に送れと言い残し、ベーコンを盗みお兄さんは去っていきました。
自由奔放とは彼のためにあるような言葉です。

後日、ベーコンを所有している八軒は男女問わずモテモテです。
やきもち焼いてる風な御影はかわいいですね。
このアニメはこわもてな人でも実はいい人が多いです。

それから駒場は次の野球の試合をレギュラーで出られるそうです。
着々と夢に向かって進んでいく駒場に、八軒もびっくりです。

部活に行けば先輩が引退に向けて大会の練習をしていました。
こういう高校だと進学でなく就職する人が多いんでしょうか。
最後の青春が重く聞こえます。

干し草を集めていると校長先生がいました。
生きるために逃げてきた場所のことまで否定することはない
と諭され、八軒くんも思うところがあったようです。
さらに自分のことで精いっぱいなのに人のことまで心配する八軒をほめる校長先生。
そうやって人のために一生懸命になってくれる人だから周りの協力も得られるのでしょう。

さて野球の試合です。
しょっぱな打たれてしまったものの、駒場はいい粘りを見せます。
牧場アニメなのに野球も動いててすごいなあと思ったら最初だけでしたが
やっぱりすごいなあと思いました。

試合が終わり、駒場に感化された男子陣は走って帰ることになりました。
いつでも自分に正直な別府くんは嫌いじゃないです。

結局途中でばてて馬の世話どころじゃなくなってしまった八軒。
いったい何キロあったんでしょう。

さらに新しい豚がやってきました。
もう名前はつけないようにしようと決めるみんなをよそに
八軒は全員に名前をつけてしまいました。
命を食べるということをなあなあのところで納得したくないと言う八軒に
クラスメイトからは非難轟々です。
こういうのって生きていくために必要だけど
考え始めると身動きできなくなっちゃうので半ば無意識的に無視している問題ですね。
それを真っ向から考える八軒くんはまるで哲学者です。

ともかく続きが楽しみです。
四季の変化を追ってみたいアニメです。