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アニメ感想・考察ブログ

ガリレイドンナ6話感想

正反対の敵というか

ガリレイドンナ6話「ガリレオテゾロ」感想

 

6話にしてもう最終回的なタイトルです。

さて前回の終わりで風邪の引き始めだった葉月ちゃんは
すっかり寝込んでしまいました。
心配する神月ちゃんと星月ちゃん。
やはりお姉ちゃんは慕われるものです。
グランデロッソがあいかわらずかわいいです。
しかし星月ちゃんはちゃん付けなのに葉月は呼び捨てなんですね。

OP挟んでいきなり見知らぬ少年の過去回想です。
裕福だったが貧しい人にも施しをしていた父を見て
ロベルト少年は自分もそんな人間になろうと思います。
しかし空襲?で母も父も亡くしてしまいます。
なぜ母はあんな恰好をしていたのでしょうか。
ひん死の父を救うためにロベルトは以前の貧しい人たちへ助けを請いますが
ディオの父親のようにクズ野郎だったその人たちは金品だけもらってさっさと逃げてしまいました。
父に駆け寄ろうとしたロベルトにもがれきが落ちてきます。
結局足と手を失ったロベルト。
結構えぐい描写します。
そこにアドニムーンの社長さんがやってきて養子へ迎え入れた?のでした。

なるほど、本当のパパではなかったのですね。
これでもし空襲したのがアドニムーンで
こういう歪んだ性格の子どもを作るために仕掛けたのだとしたら恐ろしすぎます。
そんなことやるより洗脳するほうが早いかしらん。

さてグランデロッソが病院を見つけてくれました。
にっこり笑顔がかわいらしい。

神月と星月ちゃんで病院に潜入、薬を盗もうとします。
が、病院はちょうどブラックガニメデ団に占拠されていました。
なんだかんだとロベルトもいました。
やっとロベルトの名前が覚えられました。
いきなりいがみあうロベルトとブラガニ団。
飛べない豚みたいなおっさんの目が意外と輝いていて違和感。
颯爽とあらわれたガニメデ団のボスによってロベルトは取り押さえられてしまいました。

星月ちゃんと神月ちゃんは漁夫の利とばかり薬探しに走ります。
駆けつけてくれたアンナさんはボスに足止めされてしまいました。
あーアンヘドさんはそっちの人でしたか。
まきまき女子とは。

薬を発見したところで病院が停電してしまいました。
つまり電気をつかって開ける扉があかず、葉月に薬が届けられません。
それを知ったガニメデのボスが飛べない豚さんとマッチョを派遣してくれました。
そこで世界の現実をしる神月ちゃん星月ちゃん。

これは恵まれた環境の女の子たちが世界の厳しさを知っていくという話なんでしょうか。
ガニメデ団は全員が孤児で施設出身でした。
大人から理不尽な暴力を受けていたところをボスに救われたとのこと。
もしかしてボスよりこの2人のほうが年下なんでしょうか。
ううむ。
きちんと現実を受け止め、模索する星月ちゃんの姿勢は好きです。

それにしてもロベルトとボスの立ち位置はまるっきり正反対に作られているんですね。
裕福な家庭に育ったが現実を知り自己の利益のために走るようになったロベルトと
孤児であり施設で虐待されていたが自らの利益を他人にも分け与えるボスという。
そもそもロベルトがガリレオテゾロを狙う理由は何なのでしょうか。

そうこうしていると銃声が聞こえます。
星月ちゃんたちが駆けつけるとロベルトが乱心して患者を撃ちまくっていました。
弱い者より自分を優先しろとわめく人たちを
世界のためという大義名分のもと殺していきます。

思わず駆け出した星月ちゃん。
弾丸がそれて爆発しましたが
以前のごとく砂時計が星月ちゃんを守ってくれました。
つまり愛は世界を救うってことですね。
一瞬星月ちゃんがシータに見えました。

薬が届き、葉月もなんとかなりそうです。
ロベルトもガリレオテゾロのヒントがつかめたようでよかったですね。
でも日系じゃないだろうになんで折り紙作れるのでしょうか。