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アニメ感想・考察ブログ

マギ2期15話感想

えぐいですよ

マギ2期15話「魔導士の国」感想

 

マグノシュタットがこのような形を選んだ理由が明らかになりました。
それにしたってドゥニヤちゃんがあんな目にあったことの原因でもあるでしょうにモガメットの優しさは魔導士にしか向けられないのでしょうか。
もしここにアリババやモルさんがいたら、モガメットは蛆虫を見るような目をするのかもしれません。
モルさんに蛆虫を見るような目で見られるのは大歓迎ですが、彼女を蛆虫扱いしたら許せませんよ!

さて、赤髪ちゃんを投げ捨てた魔導士にティトスは怒りがおさまりません。
ティトスを誰も止められない。
しかし簡単に止められてしまいました。
スフィントスの回復魔法が役にたって何よりです。

そこにマイヤーズ先生が止めに入ってくれました。
なんと前髪かくした魔導士は先生の弟だとのこと。
マイヤーズ先生の弟?!
先生はひいきというわけでもなく、公平な面からアラジンたちを庇ってくれていそうで
非常にいい先生です。

その反面ひいき丸出しのモガメットさん。
アラジンと1対1で話します。
なんとヤムライハと一緒に暮らしていた時期があるそうです。
幼女ヤムライハかわいい。

そして翌日、モガメットからマグノシュタット、ムスタシム王国の過去が語られます。
若いモガメットさんイケメンです。
まさか彼の過去話が始まるとは思いもよりませんでした。

モガメットの娘ちゃんが一般人のことゴイと呼んでいるのですがゴイの呼び名っていつからあったのでしょうか?
ハリーポッターでいうマグルですね。

魔導士たちを使い捨てしてのさばる貴族たち。
マギに出てくる国は本当に極端なやつばかりですね!
中道を唱える人はいないんでしょうか。
そもそも誰でも魔導士になれるわけではないのだから、重宝しないといけないのではないでしょうか。
けど現実もそんなものかもしれません。

モガメットが戦争を経て、貴族階級を怪物として見る場面は
まるで『動物農場』の最後を見ているようでした。
しかし赤髪ちゃんもただ文字が読みたかっただけ、外を知りたかっただけです。
そんな赤髪ちゃんの思いを踏みにじるような社会をつくったモガメットはもはや貴族階級と同じです。
というわけでこれまた『動物農場』と同じく
「窓の外からどちらを見比べても、もはやどちらがどちらか見分けがつかないのでした」
となるのでしょう。