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アニメ感想・考察ブログ

マギ2期16&17話感想

モルさんが…いない…

マギ2期16話・17話「残された命」「宣戦布告」感想

 

1時間いろいろ情報量が詰まった回でした。
特番もなかったのに1時間スペシャルとは、よほど視聴率がいいのでしょうか。
それともゲームをやりたくて数週間分の原稿を書き溜めておいたら編集者に見つかって
2話同時掲載されたみたいなもんでしょうか。
内容としてはティトスの悲しみやアラジンの覚悟など
話の終わりに向けて場が緊張してきた感じです。

モガメットの話が終わり、生徒たちはそれぞれの思いを口にします。
魔導士として虐げられた経験がある人はモガメットに同調してしまうのも仕方ありません。
その点アラジンは恵まれていました。
マギだからというのもあるのでしょう。

1人で大きな魔法を使うのはかなり命を縮めるのだそうです。
ヤムライハさん死んでしまうんですか。
マギは周囲からマゴイを補給できるので大丈夫なんですかね。
そういえばシェヘラザードちゃん何千年も生きている説はどういったことなんでしょうか。

ゴイの子どもを蹴り飛ばすモガメット。
モガメットの闇の部分が判明しました。
彼の思想ってナチスに近いものがありますね。
ナチス占領下であってもナチスに協力していたり重用されていたユダヤ人のことを考えると
このマグノシュタットはまんまです。
古代ローマ帝国から、他民族をローマ市民として認める条件を抜かした感じとも見えますね。

マルガは病気の進行を遅らせてもらいました。
病気を治せるなんてまるで魔法です。
しかし現実にはそんな魔法がないから化学や医術が発達したわけであり
そう考えると魔法は文明発展の妨げともとれます。
魔法を文明以前として書いたシェイクスピアはさすがですね。

アラジンは金髪おねえさんの研究室に入ったんですね。
ここでアル・サーメンとつながってきました。

マルガを想うあまり、ティトスはついにモガメットへ助命嘆願してしまいます。
ティトスは大きな悲しみを背負っていました。
シェヘラザードちゃんもかわいい顔してすごいことします。
幽閉以上でした。
つまりアラジンも同じことができるということでしょうか。
アラジンがいっぱい…。
それにしてもマゴイを注いだ十分の一しか活動できないというのはずいぶん燃費が悪いです。
それなら自分の子どもでも作ったほうが早いのではないでしょうか。
言うことを聞かないかもしれない、という懸念があるのだとしても
シェヘラザードと魔法的クローンであるティトスの人格は別物と考えられます。
そんなわけでどちらにしても変わらないのではないでしょうか?
それともマギには子どもを作る能力がないのか?

なんだかんだで戦争ですか。
ティトスの件がなくてもいずれ開戦する運命だったのでしょう。
戦争のきっかけはいつもささいなことです。
どちらも開戦するきっかけを狙っているのだから当たり前でしょうか。

アラジンはやさしい人こそ王にふさわしいと考えているんですね。
しかしそのやさしさに区別ができてしまってはダメです。
だからモガメットは魔導士だけの王にふさわしいのでしょうし
そうした意味で貴族の身分に属しながらスラム街生活を経験したアリババのやさしさが王にふさわしいのは納得です。
正直言って、今までアラジンがアリババを王に選んだ理由がいまいち不明瞭だったのですが
マグノシュタットは主人公アラジンの心情にも焦点が当たって面白いです。

一方レーム帝国ではファナリス兵団が挙兵の準備を進めていました。
シェヘラザードたんはファナリス好きなのでしょうか。
モルさんに似た人がいっぱい…。
おっぱいがいっぱい…。
アレキウスの兄妹だけ髪色が若干違うのは他民族の血が混ざっているからでしょうか。
ティトスも表向きはこのアレキウス家の子ということになっているのか。

ついでにアリババくんもついてきました。
彼はこれからアラジンのいるマグノシュタットと戦争になるというのに呑気なものです。
ついでにモルジアナさんもファナリス兵団にまぎれて出てこないかしら。