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アニメ感想・考察ブログ

マギ2期18話感想

感情的なシェヘラザードちゃんもいい。

マギ2期18話「レームの脅威」感想

 

モガメットの思想は前々から徐々に明らかになっていましたが
それと対するシェヘラザードちゃんの思想も今回明かされました。
魔導士同士でこうも違った考え方になるものなのですね。
しかし個人的な恨みからゴイを否定するモガメットに比べ
シェヘラザードは国そのもの、ひいては世界そのものを見ているようにも思えます。
魔導士って絶対数が少ないんでしょうね。
それがゴイを養う、管理するってなかなかに無理があるのかもしれません。
そしてそういった真逆の考えにぶち当たって
アラジンがどういう答えを出すのかも、気になるところです。

レームとマグノシュタットは開戦しました。
やはりティトスくんはアレキウス家の子息ということになっていたんですね。
おまけに人質になっていました。

シェヘラザードさんは司祭という立場だということで
あまり戦争には参加しないのかなあと思っていたらがっつり指揮とってました。
最高司祭=皇帝なのでしょうか。
するとマギなのにシェヘラザードは王を選んでいないのか?

さてレームの兵が行進します。
レームは完全に重装歩兵じゃないですか!
世界史好きとしてこれはドキドキを隠せません。

対してマグノシュタットは魔導士たちが応戦します。
先生たち強かったんですね…。

破れない結界を前に、レーム兵はたじたじです。
それを勇気づけるシェヘラたん。
自信満々のシェヘラザードさまかわいい。
モガメットを大嫌いと言ってしまうシェヘラザードたんかわいい。

レームの秘密兵器、樽爆弾部隊がやってきます。
重装歩兵と飛行船の技術が同時に存在しているのが不思議な感じです。
火薬があるんですね。
科学もそこそこに発展しているようです。
前回も書きました通り、魔法は便利ですが現実に存在すると文明発達を邪魔してしまいます。
それをわかっていたシェヘラザード、ちゃんと国と民のことを考えていまいした。
それにしてもそんな達観した考えになれるなんて、
シェヘラザードは魔法が存在しない世界や未来のことまでわかっているような雰囲気ですね。

爆弾によって第一の結界が破られます。
モガメットの誤ちはゴイを見限ってしまったことでしょうか。
そうなるまでの過程があったのは確かですが、軽蔑し、見下げはてた結果、ゴイの彼らが脅威になることを考え付かなかったわけですね。
魔法も使えない彼らが反抗するはずないと。
民衆が無知なら管理してしまえばいい、というのがモガメットとすれば
民衆が無知でも少しずつ自分たちで覚えていけばいい、必要なら導くというスタンスなのがシェヘラたんでしょうか。

結界をひとつ破ったところでマグノシュタットがえげつない武器を出してきました。
見かねたファナリス兵団が登場です。
ファナリス=人の力としていいんでしょうか?
ファナリスは散々戦闘民族だのなんだの言われてどちらかといえば世間の扱いは魔導士と似ているのではないかと思っていました。
ファナリスの女の子は上品に上品にと言いながら
その前もおったててるだのあまり上品ではありませんでした。
女の子がそんな破廉恥なことを言ってはいけません!
しかもモルジアナさんにそっくりな顔と髪型でどんなハラスメントですか。

ファナリスの親玉とティトスが戦います。
ファナリスの親玉みたいな人は爽やかな顔してひどいこと言います。

絶望するティトスの元に、アラジンがやってきます。
アラジンが手を差し伸べるのはアリババとの場面を思い出させました。
彼の言葉は人を前に向かせる力があるんですね。
アラジンはどうやって戦争を終わらせるつもりでしょうか。