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アニメ感想・考察ブログ

マギ2期19話感想

えっ

マギ2期19話「本物のマギ」感想

 

全編戦争でした。
勝手にアラジンはどちらの勢力にも属しないで動くんだろうと思っていたので
マグノシュタットに加担したのは違和感を覚えてしまいました。
勝手に期待して失望するのはよくないですね。
レーム兵の心は打ち砕いたものの、シェヘラザード崇拝しているっぽいムーがどうでてくるんでしょうか。
そして今のところ傍観者でしかないアリババはどうするのか。
モルジアナさんはどこにいるのか。
余談ですが「この戦争に関与する立場にない」と考えるアリババはとても彼らしく感じました。

戦争を止めるアラジンはついにあの腕のものを取ります。
アラジンのあれってあんな簡単に取れるものなんですね。
取った後少しねちょっとしていそうで嫌です。
ヤムライハさんのおっぱいは久々でしたが中身が充実していそうで何よりでした。

戦争を終わらせる、と言ったアラジンがどうするのかなと思っていたら
加勢にきたマグノシュタット勢の中へ溶け込んでしまいました。
正直、戦争なんてお互い断罪して已まないので
レームが傲慢だとかマグノシュタットがゴイを飼い殺していてかわいそうとか
全く無意味なやり取りではないでしょうか。
アラジンもモガメットが全部正しいのではないと理解していて
ただ侵略してくるレームにおかえり願おうというわけでした。
それでもちょっぴりマグノシュタット側に見えてしまうのは
今まで1~2年?暮らしてきた国だから当然といえば当然でしょう。
主張のぶつかり合いなら楽しいんですけどね。

個人的にはモガメットは個を大事にする人間で
シェヘラザードは全体を大事にする人間なのかなと思います。
モガメットの国では個人の担っている部分がとても大きいです。
魔導士の数がゴイに比べて少ないため当然かもしれませんが
個に頼るということはリスキーでもあります。
たとえば私利私欲に走る魔導士が出てきた場合や
何らかの理由で魔導士の数がさらに激減し彼らだけではまかなえなくなった場合を考えると非常に危ういです。
あと無能な魔導士が増えてしまうとか。
どれほど良い教育を受けてもダメな為政者はダメです。
ちなみに彼の場合ゴイは有象無象なので個には入りません。
対してシェヘラザードは全体を考えそのために動きます。
つまり最大多数の最大幸福のためならある程度の犠牲はやむなしと考えているのではないでしょうか。
ティトスが良い例です。
レーム帝国のためならティトスの願いや個人的な感情など無視してもかまわないと
シェヘラザードはそのへん無自覚にやっていそうで怖いです。

さてマグノシュタットとファナリス兵団はぶつかります。
ファナリスのなのだちゃんかわいいですねえ。

アラジンの策によって川に流されてしまったファナリスたち。
ファナリスって泳げたんですね。
なんとなく泳げないイメージがあったのは1話でモルさんがモンスターの胃液におぼれてたからかしらん。

マギの力が復活してきたアラジンは巨大ウーゴくんを3体も出します。
あ、ここが2期1話ですかね。
あの時はモルジアナさん一瞬映った気がしたんですが
ファナリス兵団だったということでしょうか。
モルさんを見間違えるなんて一生の不覚です。

なんだかんだでレームの重装歩兵たちの戦意を喪失させることに成功しました。
史上の英雄たちがどうして先頭に立って戦ったかって
偉い人が最前線で戦っている→がんばらなきゃ!と士気をあげるためです。
それほど士気っていうのは戦局を左右するものです。
中には戦い好きでついつい前に出ちゃった人もいますが。
また戦争ではないですが
日本の会社がトルコで橋を作った時に
設計者やその他ホワイトカラーが現場主義でほぼ毎日現場へ出てきていたので
現場作業員が感動したという話もあります。
語弊を恐れずに言えば
いわゆるエリートと呼ばれる人たちが、ただの現場作業員と肩を並べて仕事してくれることがうれしかったそうです。
結果として、同時期にトルコで橋を作り始めたドイツの会社より日本の会社のほうが圧倒的に早く完成させたんだとか。
それと同じような感じですかね。

来週はお休みだそうです。
それでこの前2話連続だったのでしょうか。