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アニメ感想・考察ブログ

銀の匙2期7話感想

一生懸命な姿には涙を禁じ得ません

銀の匙2期7話「駒場、グラウンドに立つ」感想

 

今回も「八軒、~」のタイトルではありません。
2期になって八軒だけじゃないキャラにもスポットライトが当たるようになったということでしょうか。
そんな悩める主人公、八軒は人に頼れるようになったらさらに1段階成長しそうです。
本格的な夢探しにも乗り出すのでしょうか。
そんな夢なし八軒をめぐって周囲の夢も描写されていきます。
駒場の夢と御影ちゃんの涙は関係があるのか
彼は1年生なのに最後の選抜だったのかとか
ラストに向けてシリアスになってまいりました。

御影と2人で遊びに行く約束を忘れていないか確認する八軒。
八軒はバカ正直というか
思っていることをきちんと伝えるので少女漫画的なすれ違いはなさそうです。
ストレスフリーで見ている分には好感触ですよ。

まだクマの残る八軒に、駒場が体を休めるよう言いました。
駒場は彼なりに八軒を心配し
他人に頼ることを覚えろといいますが
いまいち八軒がわかっているのか微妙なところです。
多くの人に支えられてこの場所にいるんだ、ということはわかっても
自分から積極的に甘える、というか頼ることが八軒にできるのでしょうか。

なんだかんだみんなで集まってしまった大蝦夷神社で、馬型の絵馬に八軒と御影ちゃんは願いを託します。
八軒も御影ちゃんも他人のために祈ることができるいい子です。
2期になって学校の外もかなり描かれるようになってきました。

駒場の野球が見たいのに、八軒は酪農科だからという理由で牛の出産を手伝わされます。
牛の出産は生で見たことも手伝ったこともありますが意外と平気でした。
後産だけ少し臭いと見た目がきつい程度です。
しかし八軒は卵が鶏のお尻から出てきただけで食べられなくなってしまうような
ナイーブボーイですから、出産がダメなのも納得かもしれません。

結局、先輩のエラーでエゾノーは負けてしまいました。
高校野球好きとしてこれはつらいです。
たった1球、されど1球です。
誰もミスした人を責めないからこそ、本人は余計に自分を責めてしまうのかもしれません。
それにしても駒場はもしかして投げる球を打ってもフライになってしまう
あだち充のキャラ的な技術を持っているのかと思ってしまいました。

先輩の反応からして駒場は負けたら野球部を辞める約束でもしていたんでしょうか。
野球の結果に過剰なまで反応していた御影ですが
駒場から、今年が最後だと聞いていたとすればわかります。
1年の駒場が来年はないといえばやはり家関係ですかね。