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アニメ感想・考察ブログ

世界征服8話感想

これがホワイトライトの本気ですか

世界征服~謀略のズヴィズダー~8話「ハヤブサは舞い降りた」感想

 

元ネタはイギリスが舞台の小説及び映画『鷲は舞い降りた』ですね。
この小説だと侵入作戦だったりと若干スパイな感じもあるので、吾郎さんが「裏切り者」と呼んだファルコン改め香織ちゃんは元ズヴィズダーの可能性もあるのでしょうか。
さてズヴィズダーがかつてないほど追い込まれてしまった今回。
逸花ちゃんの髪飾りが椿だった理由など吾郎さん関係が熱かったです。
ケイトちゃんと吾郎さん周り全く作風違いました。

いい加減ズヴィズダーのことは都に任せろとホワイトライトに迫る明日汰父。
ホワイトライトと都は上下関係にあるのではなく、協力関係だったんですね。
明日汰父の背後にある都を見るに、東京は2つに分かれているのでしょうか。
単に23区と市の区別の色分けなのかわからないところです。
ウド川が中立地帯ということも、東京都分裂説に微妙な説得力を持たせます。
しかしあんな古代文明があると知られたら中立でいられなさそうです。
ホワイトライトの司令は女性だったんですか。

そんなことになっているとはつゆとも知らないケイトちゃん以下ズヴィズダーは
思い思いに過ごしていました。
逸花ちゃん生徒会長だったんですか!
ロボ子もおしゃれしていてかわいいです。

ロボ執事のイベントを見て飛びつくケイトちゃん。
しかし主人公の声優、香織ちゃんこそホワイトファルコンなのでした。
ケイトちゃんは相変わらずすぐ罠にはまりますね。
欲望に弱いケイトちゃん最高です。

ロボ執事が家に来る抽選会で、マスクをかぶりズルをするケイトちゃん。
マスクをつけるだけで力がアップするんですね。

その後なんだかんだでケイトちゃんたちも吾郎さんも追い詰められてしまいます。
ホワイトライトは男性もいるのか。
まさかのロードローダーだッに驚きました。
めん棒で立ち向かうピエールにも驚きました。
吾郎さんの奥さん、椿さんは吾郎さんのやりたいことも何もかもをわかっていた感じですね。
問題はいつ吾郎さんがケイトちゃんと出会ったかです。

変身したファルコンと吾郎さんは剣を交えます。
ホワイトライトの構成員は10代女子ということから、陰陽の力を使えるのも彼女らだけかと思っていたのですが普通に使えるんですね。
そしてさらにファルコンと吾郎さんは義兄弟でした。
逸花ちゃんの目の色は奥さん譲りなんですね。
吾郎さんの「裏切り者」というのも気になります。
香織ちゃんは元ズヴィズダーなのでしょうか。
なんにせよ彼女の空白期間からホワイトライト司令に就任するまでが何かありそうです。

最後に吾郎さんが相討ちの覚悟で電車から飛び降ります。
地面にぶつかる直前、浮き出た魔方陣は蓮のように見えるのでファルコンが出したものでしょうか。
気になって振り返ってみたらケイトちゃんが出す魔方陣は五芒星のようなものなんですね。
どう考えたらいいものでしょうか。

ロボ子はウドの偏食を克服していたのでケーキ食べられてよかったですね。
ヤスは正気だったのに香織ちゃんの怪しさに気が付かなかったり今回もハニトラにかけられそうだったり、また騒動の発端になりそうな感じですね。
それにしてもヤスは吾郎の舎弟なら姐さんである椿さんの妹香織ちゃんに会ったことなかったんでしょうか。

ところでせっかく逸花ちゃんのお母さんが登場したので名前について考察してみます。
逸花ちゃん=菊というのは前に書きました。
お母さんは椿さんです。
椿は花ごとポトッと落ちることからお見舞いの花としては忌避されます。
また椿が化けて出る話も各地にあるんだとか。
というわけでやっぱり逸花ちゃんの菊と同じく死を連想させる名前です。
そして吾郎さんの「生き返ったんだ」という言葉。
奥さん亡くして気力を失っていた状態から何か目的(世界征服?)を見つけて元気になった、というのが言葉の本意とは思いますが、なんとなく生と死を匂わせるものが多いですね。