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YKTM

アニメ感想・考察ブログ

91Days8話感想

帳の陰、Behind the curtainは「黒幕」だとか「秘密裏に」という意味を持つ英熟語です。

ここでの意味は後者でしょうか。

また、日本語の「帳」には「物をおおいかくすもの」という意味がありますので、ファンゴがカーテンにくるまれて殺されゆくのも、裏切りとファンゴ殺しを覆い隠したいコルテオの心情が伝わってくるような描写でした。

どんなに友人思いだろうが常識を持っていようがこのアニメの登場人物である以上、暗い将来しか待っていないんだぜとでも言いたげな8話、感想です。

91Days8話「帳の陰」感想

登場人物

アヴィリオ・ブルーノ(アンジェロ・ラグーザ)

...家族に関しては並々ならぬ執念を見せます。コルテオから距離を取ろうとしたのは良心からか、邪魔になったからなのか。

ネロ・ヴァネッティ

...傷心中。アンジェロでは弟の穴埋めにならなかったようです。父からも父の側近からも距離を置いてます。アンジェロにとったらネロがヴィンセントを殺すのが一番の復讐になるかもしれません。

コルテオ

…今週だけならコナンに出られそうです。コルテオの裏切りの発端が、おそらくアンジェロに復讐をやめてほしい(あるいはネロとこれ以上親密になってほしくない)→ネロが死ねばいいじゃん→ファンゴならネロを殺せるだろうか、というところにあるのが何だかなあ。良い人ほどバカを見るというか、不器用というか。

ファンゴ

…死ぬ。案の定ネロをつぶそうとするなど、アンジェロの復讐にとって邪魔にはならない存在ではありました。が、不確定要素が多すぎるのか、アンジェロは利用しようとしませんでした。

バルベロ

…参謀役らしく冷静でした。彼みたいな人間なら、アンジェロを心から信用しているわけはないんじゃないかと思えます。ネロが信用している分、その代わりに疑っていそうではありますね。描写が一切ないのでただの妄想ですが。

クーザ

…ローレス・ヘヴンの醸造に成功。がめついですね。警察の腐敗を一手に担ったようなキャラでした。

感想

兄弟

アンジェロからネロに対する言葉を聞いていたコルテオ。顔を曇らせていましたが、何を思ったのか。家族を奪われたことを何より恨みに思っていたはずのアンジェロが取締官を家族ネタで脅したりしたことで、身も心もマフィアに染まってしまったと考えたのかもしれません。

それを紛ったやり方ではあっても、引き戻そうとしてくれるほど思ってくれるコルテオがアンジェロにはいたわけですが…。またアンジェロにしても、建前か本音かわかりませんがコルテオの夢を思い、マフィアの世界から遠ざけようとしました。

悲しいことにコルテオは、自分1人だけがマフィアから遠ざかるのを良しとしませんでした。チェロットの誘いも、おそらくアンジェロと一緒だったらもろ手をあげて賛成したはず。そう考えれば、アンジェロはこれからの作戦をコルテオに明かすべきだったのかもしれません。

このアニメに大人なお姉さんがいたら「男ってバカね…」と煙草を吸いながら言ってくれそうな悲しいすれ違いでした。

 古くからある「ヴァネッティファミリー」

さくっと退場した新取締官が軽くそんなことを言っていました。この取締官にとって7年前が「古い」のか、やはりヴァネッティ一族が代々縄張りとしていたところを、ヴィンセントが血族である元ドンを殺して乗っ取ったのか。ヴィンセントが当時ファミリーの行く先(ガラッシアの言うことを聞くべき)を思って謀反を起こしたのだとしたら、それはネロとフラテの争いに重なります。

さらには元ドン=親代わり(アンジェロパパ「あれだけ世話になっておきながら」のセリフから)を殺した、親殺しのヴィンセントにとって、息子に殺されるのが一番の報いかもしれません。親殺しとなるネロにとっても。

 

もう9話が放送されてますが時を巻き戻して8話感想以上です。