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アニメ感想・考察ブログ

終末のイゼッタ5話感想

魔法の動力の秘密が明かされた次の話で、さっそく魔法が使えない場所でどう振る舞うかが大きな問題となりました。

イゼッタの「役に立てるかどうか」を気にするような自己肯定感の低さはやはり幼少期の思い出に由来するのでしょうか。

月刊パンツァーに特集されてるのでそのうち手に入れたいなあというステルスマーケティングを挟みつつ5話感想です。

終末のイゼッタ5話「いつわりの奇跡」感想

舞台

 戦況はほぼ変わらず…ですが、エイルシュタットに白き魔女が現れたということで同盟国側は勢いづいてます。マスコミも今のところは味方です。

今回戦いの部隊になったのは2つ、前回も出てきたルーデン湖畔(ブレストリヒ)、そしてレイラインの通っていないベアル峠です。ルーデン湖畔はやっぱりエイルシュタットでした。地図欲しい。

その他気になるところとしては、ゲルマニア帝国が一国で戦争おっぱじめちゃったみたいなところでしょうか。現実世界と同じく、てっきりイタリア(ロムレス)などと組んでいるのかと思っていました。ところがゲルマニアにとっては目につくもの全てが敵、ロムレスも侵略対象になっていました。

ちなみにロムレスは伝説上のローマ建国者の1人ですね。狼に育てられたとか。

登場人物

イゼッタ

白い魔女。とことん良い子です。姫様盲信ぷりを見ていると今後彼女がエイルシュタットに仇なすことはなさそうですが、となると争奪戦でしょうか。

フィーネ

姫様から大公に進化。イゼッタを用いてゲルマニア周辺諸国を動揺させていきます。近衛隊を指して「イゼッタの秘密をばらすくらいなら死を選ぶ」とさらっと言えてしまうのは生まれながらの姫様ですね。

ビアンカ

姫様近衛隊のリーダー。近衛が全員女性なのは何か由来があるのでしょうか。バチカン市国はスイス衛兵が守るといったような。しかしこれフィーネだからいいですけど先の大公がこの近衛隊使っていたら変態扱いされかねませんね。

ジーク

頭が回るように見えて川辺で最重要機密を話してしまいました。あれは半分以上将軍のせいなので仕方ないでしょうか。

ベルクマン

頭が回る人です。皇帝の下で働いてはいますが、忠誠心はそんなに高くなさそうです。研究ができればいい系のマッドサイエンティストでしょうか。イゼッタの弱点をぼんやり見抜き、工作員を送り込むなど行動派です。

感想

宣伝成功

エルヴィラの戦略のおかげか、イゼッタは大々的に新聞へ取り上げられます。好意的というか、面白半分といいますか。同盟国側にとってみたらゲルマニアを倒してくれるかもしれない救世主として持ち上げる側面もあったのでしょう。

レイラインのない場所

まだレイラインの秘密はばれていませんが、偶然レイラインのない場所、ベアル峠へ攻め込まれてしまいました。機転とイゼッタの協力で今回は退けましたが、今後はわかりません。ある意味この時代だからこそ通じた作戦でした。

メガネの行方

1話こっきりのゲストだと思っていたら、イゼッタ信者になってまた出てきたメガネ(ヨナス)。川辺へ水を汲みに行き、そこでイゼッタの秘密を知ってしまいます。こんなところで話をしていた将軍も将軍ですが、姫様とジークは将軍にくらい作戦を伝えておいてもよかったのではないでしょうか。

話を聞いてとっさに逃げた?らしいヨナスですが、そんな彼の元へは工作員が向かっている途中でした。高官ならいざ知らず、末端の兵であるヨナスが例えば拷問や誘導尋問に耐えられそうもありませんし、そうなるとヨナスが秘密を知っていることが最大の秘密になってきそうです。幸いジークがヨナスの写真を拾ったのでフィーネ側も全く手立てがないわけではありません。

一気に重要キャラとなったヨナスのメガネを心配しつつ、感想以上です。