リトルウィッチアカデミア13感想
友情を大事にするあまり長いこと嘆いていた亡霊を、まさに友情の力で救った話でした。
12話では悪い方向に発揮されていたアッコの幼い部分が、13話ではロッテとスーシィを動かし、果てはダイアナの心まで揺さぶりました。
もしかしてアッコは「無冠のヒーロー」になるのかもしれないと思った12話、感想です。
リトルウィッチアカデミア13話「サムハインの魔法」感想
舞台
サムハイン
古代ケルトのお祭りの名前です。ハロウィンの元ネタといった感じでしょうか。
本来は夏の終わりと冬の始まり(新年の始まり)を祝していたということですが、果たしてルーナノヴァはこれから暗闇の季節となってしまうのでしょうか。
登場人物
アッコ・カガリ
ついに漢字が判明しました。篝敦子とはまた古風な。篝という苗字は広島県に多いらしいのでアッコは西日本出身でしょうか。また、敦には「情に厚い」という意味があり、優しいアッコらしい漢字です。
今回はすごく可愛らしい顔をしていたのが多かったように思います。魔女から見たら不恰好で下手くそだった変身魔法も、なにも出来なかった頃のアッコを思うと不思議と親のような気持ちで感動してしまいます。
ロッテ・ヤンソン
なんだかんだで良い子なんですよねえ。いつもはアッコたちにほぼ強制的に巻き込まれていたロッテですが、今回は自分の意思で参加しました。空気ロッテと言われたことを気にしてだったらかわいい。
そして、「私にできないことをしている人を応援したい」ロッテは、傍にいてまさに支えることでアッコを応援しました。
スーシィ・マンババラン
彼女はある意味一貫しているのでとても好感が持てます。アッコの幼さに比べて、彼女はずいぶん大人です。ルーナノヴァに通わず、自らの道を行こうとしていたのですから当然でしょうか。そんな彼女がアッコの傍にいるのも、また「おもしろいから」です。そこだけは子どものままなんですよね。
ダイアナ・キャベンディッシュ
アッコに厳しく接するのはそこに自分を見ているからでしょうか。しかし魔法を復興させるために過去を知り、現実的な対策を考えるのは重要なことです。願わくは彼女の知識だったり才能だったりが、アッコと力を合わせることで魔法界復興を成し遂げられますように。今回の月光の魔女=ダイアナ、影の主役=アッコの図を見ているとどうにも不安です。