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アニメ感想・考察ブログ

リトルウィッチアカデミア22話感想

アッコの試練の始まりでしょうか。
真実を知り、同時に絶望を知ったアッコは自分の心の中にある7つ目の言の葉を見つけられるのか。
憧れの人が身近に降りてきた時、失望せずにいられるほうが稀なのかもしれません。アイドルがうんこしないのと同じように。
リトルウィッチアカデミア22話「シャリオとクロワ」感想

 舞台


ドリームフューエルスピリット

Dream fuel spirit ですね。
夢を燃料とした力、みたいな感じでしょうか。
負の感情を燃料とするクロワとは真逆です。
ディズニー映画「モンスターズインク」でも悲鳴と笑いという真逆のエネルギーが出てきました。
あちらでは笑いのほうが遥かにエネルギー量が高いとの結果が出ていましたが、LWAはどうなるでしょうか。

登場人物

アッコ・カガリ

魔法が使えないのは落ちこぼれだからではなかった。
それにしても、シャリオじゃなく自分が人に笑顔を与えるんだ!と決意したのと同じ回で絶望に叩き落とされてかわいそうです。

自分は到底シャリオみたいになれないという真実を知った彼女は子どものままでいられないのでしょうか。

アーシュラ・カリストゥス

LWAはいわゆる「立派な大人」が出てこない作品ですよね。アーシュラ先生も例外ではない…というか、過去の罪に苦しんでいる大人でした。彼女の罪が清算される時はくるのでしょうか。

感想

魔力は回復するのか

アッコが魔法をうまく使えないのはかつてシャリオに魔力を吸い取られていたからでした。ダイアナも一時期魔法を使えなくなっていましたから、勘違いでしたとかはなさそうです。

ここでアッコはシャリオのショーを見なければ魔力を吸われなかったが、同時に魔女を志すこともなかったという矛盾が生じます。

それにしてもいまだに魔力の定義がよく分かりません。魔力は魔導石から借りている形なのに、魔女本人にも魔力って必要なのでしょうか。

クロワが言っているのは魔力を受け入れる器的なものなのでしょうか。

そしてアッコが立ち直るにはいよいよダイアナの力が必要になってきそうです。ダイアナは見事に魔法を使えるようになったのですから、魔力回復する方法はあるはず。

贖罪のやさしさ

アッコにとってショックだったのは魔力を吸い取られていた、ということよりも、今までのアーシュラ先生の行動が全て贖罪から来るものだった点にあるのではないでしょうか。

アーシュラ先生は親のように自分を気にかけ、導いてくれたのに、それが無償の愛ではなかったわけです。単なる罪悪感、悪く言ってしまえば自分のエゴのためです。

たとえそうだとして、アーシュラ先生の愛が偽物ということにはならないのですが、子どもなアッコにそれを理解できるでしょうか。