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アニメ感想・考察ブログ

リトルウィッチアカデミア23話感想

降る雪はアッコの心情を表すがごとく。

どちらかといえばビートルズのYesterdayの歌詞がそのまま、アッコの気持ちを表しているようでもあります。

ダイアナの告白は静かで、それでいて情熱を感じさせるすばらしいものでした。

自分で言うように彼女は夢を失いましたが、それと引き換えに得たものは多くあったのでしょう。それが彼女の積み上げてきた過去です。

リトルウィッチアカデミア23話「Yesterday」感想

登場人物

アッコ・カガリ

傷心のアッコ。彼女の「どこへも行かないよ」がフラグとならないことを祈ります。

しかし彼女の精神的な成長だったりなんだりは今回で解決ですかね。

ダイアナ・キャベンディッシュ

できた人です。特殊な悩みを抱えてしまったアッコに寄り添い、共通の苦悩を味わったのだと明らかにすることで彼女を立ち直らせました。ダイアナだってもっと違った形で憧れのシャリオと対面したかったでしょうに。

感想

 信じる心があなたの魔法

シャリオの決め台詞は、クロワから継いだものと明かされました。

そして、その言葉はダイアナによってアッコへ、カードと共に託されます。

それも運の良いアッコが唯一手に入れられなかったカードです。ダイアナとアッコは本当に2人で1人というか、真逆というか。お互いがいれば大丈夫だろうという安心感があります。

残るはシャリオたち大人2人ですが…。こじらせている分、やっかいですね。

シャリオとクロワ、アッコとダイアナはそれぞれ夢に対して違った反応、経験をしています。

夢を追い続けて実現させたものの、次第に夢と周囲の期待の大きさに挫け力を失ってしまったシャリオ。(おそらくシャイニィロッドで月を傷つけた時にロッドはシャリオの元からいなくなったように思います)

夢を実現させるための力が自分の手に入らず、しかも傍でその力を得たシャリオの活躍を見ているしかなかったクロワ。

アッコはまだまだ夢見る少女でいられています。今回少し折れかけましたが。

ダイアナは成長するにつれ夢が自分から遠ざかっていくのを、賢さゆえか冷静に感じていました。それでも今の彼女を作っているのは、心の隅にある小さい頃の憧れ/夢です。泣けますね。

夢というのは「遠ざかるほど光る一番星」なのかもしれません。