プリンセス・プリンシパル2話感想
なるほどこういう語り方をするんですね。
何重にも嘘を重ねるアンジェ(とプリンセス)。
彼女たちの行く末が明るいとは思えませんが、ABCD揃ったスパイたちが少しでも幸せに過ごせるよう願ってやみません。
こう見るとちせちゃんは名前からしても経歴からしてもイレギュラー感がすごいですね。
Princess Principal2話「case1 Dancy Conspiracy」感想
世界観
時系列としては以下。
case1(2話) チェンジリング任務・プリンセスが仲間に
case13(1話) エリック亡命任務
3話以降ではcase2、3…と進んでいくのか、進んだり戻ったりなのか。
case13の時点でノルマンディー公は元気にスパイを送り込んでいました。
ということは、もし今後2~12までを埋める形で進んでいくのなら、ノルマンディー公をどうこうするとか、共和国と王国が合併するとか、そういう劇的なことは起こらなさそうですね。
もしくはcase番号は抜け番有りで飛び飛び展開をしていくのか。
任務
任務
- 王女とアンジェを入れ替えさせる
- モーガンが盗んだ建造計画書を入れた金庫の鍵を取り戻す
モーガン委員の背景
モーガン委員は共和国に住んでいる(舞台は王国)
王国に奥さんがいる
肺を病んでおり、モーガン委員の命は長くない
そこで、
ノルマンディー公から「共和国の建造計画書が入った金庫の鍵を渡せば亡命させてやる」と言われる
アンジェの作戦
登場人物
アンジェ(A、シャーロット)
もはや誰なのか。彼女とプリンセスは自らの所属機関すらだましているわけです。
その理由は10年前の革命にさかのぼるのでしょう。
まっとうに考えて、彼女がプリンセスであり第4位王位継承者となります。
ベアトリス
かわいい。彼女は何歳なのでしょうか。アンジェ達と同い年には見えませんが…。と思ったら15歳でした。ドロシーとは実に5歳差です。
しかし彼女が全くの素人とは思えません。
シャーロット(プリンセス、アンジェ?)
まさかプリンセスが第4位王位継承者とは思いませんでした。てっきり第1位かと。
シャーロットは「女性的」という意味を持つ名前です。フランス語源ともドイツ語源とも言われていました。
しかしcase13のシャーロットはどっちのシャーロットだったのでしょうね。
ドロシー
タバコは吸えない。アンジェとは昔なじみのようです。でも彼女の正体は知らないと。
ノルマンディー公
結構若かった。身内をボディチェックにかけないなど、意外に甘いところがあるようです。まああの場面でプリンセスを疑って何もなかったら自分の立場が危うくなるでしょうし、よかったのかしらん。
それにしてもモーガンの身柄がノルマンディー公のところへ渡ってしまったら問題ですね。プリンセスにそそのかされて、くらい言いそうです。
感想
Dancy Conspiracy
ダンス場の陰謀、みたいな感じでしょうか。2話をズバリ言ったもので、裏の意味はなさそうですね。
プリンセスの狙い
ここではややこしいのでシャーロット=金髪、現在のプリンセス(表向き)
アンジェ=銀髪、スパイAとします。
シャーロットが「女王になりたいの」と言ったのはどちらの真意でしょう。シャーロットがそう言ったとも思えますし、アンジェが言わせたとも考えられます。
どちらにせよ、1話でシャーロットが見つめていた写真の女王?が関係しているのかもしれません。
植民地からの特待生
1話でも王国は多数の植民地を抱えているとの説明がありました。植民地出身でありながら~なんて説明もありましたし、本島、大陸、植民地でものすごい差別がありそうですね。
亡命希望者の背景
1話のエリックも今回のモーガンも、ゲストキャラながらに「亡命したい理由」がきちんと明かされています。
それも今のところ2人とも家族関連が理由。
東西ドイツの時も壁で分けられてしまった家族がいたそうなので、史実を踏襲しているとも考えられますが。
けれどこれだけきちんと明かすということはアンジェとシャーロットの狙いもここに関連してくるのでしょうか。