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アニメ感想・考察ブログ

ダーリン・イン・ザ・フランキス11話感想

結局イケメンがいいのかよ!と声を大にして言いたい回でした。

ヒロとミツルの声がそっくりすぎて聴き分けられない11話感想です。

ダーリン・イン・ザ・フランキス11話「パートナーシャッフル」感想

世界観

エスプランニング

何かを掘削しています。単純に考えてマグマ燃料かと思ったのですが、ゼロツーの物言いを聞くにそうではなさそうな気もします。

叫竜を呼び寄せるということは、マグマ燃料に類するものなのでしょうか。

登場人物

ヒロ(CODE:016)

過去に何があったのでしょう。記憶を失ったのか、何か思うところがあってミツルを自分から遠ざける=フランクスに乗って戦う夢をあきらめさせるように仕向けたのか。後者であれば狙い通りになったとは言えません。ヒロ自身がフランクス乗りたい病なのを見るに記憶を失ったほうが有力ですね。ゴローもそのころからヒロの様子が変わったと証言しています。

それにしてもまだヒロはコミュニケーション能力が子どもです。女の子は言わなくてもわかってほしい生き物なのですよ。

ゼロツー(CODE:002)

情緒不安定。彼女はだんだんヒロの精神的成長を待っている余裕がなくなってきたように思えます。自身に変化が現れたからでしょうか。

彼女が求めているのは自身の片翼を補ってくれる存在ですから、フランクスで共に飛び、それだけで一体となれるような相手なのでしょう。

ミツル(CODE:326)

虚弱体質。彼はまっとうにパラサイトになったというより、人造的にその能力を得たようです。自分と誰かは違う人間であり、期待してしまえば大なり小なり失望は免れません。では期待を止めるとどうなるかと言えば、ミツルの言うようにオトナたちみたいな、他人との関わりを完全に絶ち、個々人の完結した世界で生きていくということになります。そこには失望はないですが、望外の喜びもありません。ちょうど今回、ココロちゃんがミツルを支え共に戦おうとしてくれたような、予期しなかった嬉しさとか。

ココロ(CODE:556)

お人形遊びが好き。かわいい。相変わらずママ筆頭候補です。今回の彼女の行動はともすれば残酷非道に見えますが、彼女はそんな自分を良く分かっています。これまでの描かれ方からして、フトシの思いを無碍に断れない、言い換えれば自己主張をうまく出来なかったのでしょう。これまで彼女の本質に触れていたのはミツルでしたし。

感想

機体は女性につく

パートナー交換した場合、機体は女性に依存するようです。ゼロツーが1人でストレリチアに乗ってましたしね。それにしてもスタンピードは改めて見れば見るほど叫竜にそっくりです。

期待してもいいですか

ずっと私の曇り切った目のせいかと思っていたのですが、イクノちゃんってイチゴちゃんのことが好きですよね?恋愛的な意味で。

ほとんど旧時代的な男女の取り扱いをしているこのアニメにおいて、同性愛はどのように描かれ、どんな結末を迎えるのか楽しみです。相手がストレートのイチゴちゃんな時点で悲しい予感しかしませんが…。

完璧じゃない、私たち

コドモたちにとって、オトナは完璧な存在とされています。教育の賜物でしょうか。

個人的には、自分の殻に閉じこもって完璧を誇るオトナより、自身の醜さをまっすぐに見つめることのできるココロちゃんに魅力を感じます。オトナを主人公にしていたら物語的に何の面白みもありませんよ。

博士が13部隊を試験的に「他者とのかかわりの中で精神や絆を成長させていく」ようにしていったということは、博士も今のオトナたちの在り方に疑問を感じているのでしょうか。そういえばオトナの中で顔も隠さず名前を持っているのは博士だけですね。