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アニメ感想・考察ブログ

ダーリン・イン・ザ・フランキス18話

失楽園。このままヒロとゼロツーは13部隊を堕落させた蛇とされてしまうのか。

ミツルに対しては確かにむかついていましたが、こんなことを望んでいたわけではありません。

ダーリン・イン・ザ・フランキス18話「桜の花が咲く頃に」感想

登場人物

ヒロ(CODE:016)

激おこ。ついにオトナ(パパ)への反抗心を明確に持ったようです。最初は自分が、そして今度はミツルとココロちゃんの記憶が消されて黙っていたらそれこそ漢ではありません。

ゼロツー(CODE:002)

もう9'sに戻ることはなさそうですね。人間になるにしたがって、過去自分がした所業の罪悪感に耐え切れなくなってきているようです。ヒロは気を遣って聞いていないみたいですが、放っておいたら大変なことになるのでは。

感想

フトシの心遣い

ココロちゃんとミツルが結婚式を行う、と聞いてフトシは神父/牧師の役をやると申し出ました。一番に祝福したいというのもあったのでしょうが、恐らくココロやミツルが気にしないようにという配慮もあったでしょう。

ココロちゃんは清廉潔白な女の子ではありません。フトシから好意を向けられているのをわかっていながら、それに対してYesもNoも突き付けず、隠れてミツルと交流する。あげく、パートナー交代を申し出る。その後フトシの前でミツルと仲良くするのはデリカシーがないと言われても仕方がありません。

でも、ココロちゃんはそんな自分をわかっています。自覚していれば何をしてもいい訳ではありませんが、フトシが好きになったのはそんな完璧じゃないココロちゃんです。人からの好意に対してYesもNoも言えない優しいココロちゃん、心を決めたら真っ直ぐなココロちゃん。今は自分のことが好きじゃなくても、ずっと傍にいたい…。けれどココロちゃんが別の人と共にいることを望んだのなら、自分はそれを一番傍で祝って送り出したい。ココロちゃんの決断も含めて、彼女のことが好きだから。

そんなフトシの気持ちを想うと、心臓がぎゅっとなります。

記憶操作

フトシの思いやりもむなしく、ミツルとココロは互いの記憶をなくされてしまいました。ヒロの時の大雑把な記憶消去からすると、ピンポイントで対象人物の記憶が消されています。パパたちの技術も進化しているのですね。

つまりは、それだけ記憶を消されるコドモが多いのでしょうか。