色づく世界の明日から13話感想
青い、青い空
ある意味、瞳美ちゃんがミーム感染するまでの物語だったわけです。
色づく世界の明日から最終回13話「色づく世界の明日から」感想
登場人物
月白瞳美
やるべきことを全てやって、帰ってきました。再び色を取り戻せました。でもお父さんいたんですね?苗字がおばあ琥珀ちゃんと一緒なのはどういうことだ。夫婦別姓なんてもはや普通なのか。
月白琥珀
彼女の60年を思うと、涙を禁じ得ません。高校生の時分に、60年後の自分の素晴らしい魔法を見せつけられてしまいました。そこからきっと琥珀ちゃんは血のにじむような努力をしてきたのでしょう。そして同じ年月だけ、瞳美ちゃんを待ち続けていました。
葵唯翔
おま…何死んでんの?
いや、物語上、しょうがないかなと思います。60年後に葵が存命であればとんでも年の差のラブストーリーが始まりかねませんし。きっと瞳美ちゃんと別れてからの葵の人生は幼い瞳美ちゃんに色を届けるためのものだったのでしょう。なんちゅう純愛か。
感想
13話まで総括して、わかりやすい伏線できれいにまとまったアニメでありました。
・絵本にだけ色がついて見えた→葵の描いた絵本だった
・琥珀の結婚相手は秘密→本屋店主を見て首を傾げる瞳美ちゃん→結婚相手は本屋店主
など。13話で完全回収されたのはこの2つくらいだったかなあと思いますが、話の途中でもちょいちょい回収されていました。
瞳美ちゃんと葵の恋愛は成就したようでしてないような感じがしますけれども、そんな即物的なものよりずっと大切なものがあるのでしょう。少なくとも2人はそれぞれお互いへの想いを抱いて生きてきた・生きていくに違いありません。もしかしたらまた恋をするのかもしれません。それでも、あの僅かな時間は確かに2人の宝物でした。永遠の一瞬でした。
何を書こうと思っていたのかよくわからなくなってきました。ともあれ、瞳美ちゃんは灰色の世界から色づく世界へ来たばかりのひよっこです。まだ透明です。彼女の色は、人生は、これから作られていくばっかりです。瞳美ちゃんの未来に、幸せがたくさんあふれていますようにと祈らずにはいられません。
そんなわけで2018年秋クールでした。来季はケムリクサを見ようと思っています。