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アニメ感想・考察ブログ

Fairy Gone15話感想

Fairy Gone15話「裏町の草ひき」感想

 

レイ・ドーンのお守りの次はハイブランツ公の後片付けです。何でも雑用係と化してますね、ドロテア。

 

前回の再会から、思い悩むフリーとマーリヤ。マーリヤは今回で割と吹っ切れたようですが、フリーはまだまだ引きずりそうです。

顔や態度に出やすいマーリヤと違って、フリーは表面上何でもないフリをするのが上手です。その分、後々厄介なことになるような気がしなくもない。自分は仲間が〜とか言うくせに、フリーは私的な問題を相談しません。むしろウルフランの件であれば全くの私的案件とも言えないし共有は大事ですよ。

 

マーリヤは改めて仲間から諭され、自責がちだった思考を改めました。自責も行き過ぎると傲慢になり兼ねません。嫌われ役をやってまでそれを伝えてくれたセルジュは良い奴です。

食べることとは生きることであり、諭され反省したマーリヤが夕食を食べ始めるのはいい演出でした。クラーラがなぜかコンチネンタルブレックファストを夕食に食べていたのはちょっと気になるものの。

 

反面、朝ごはんを残したままのフリーは自分のことを後回しに捜査へ進んでいってしまいました。食べる(生きる)マーリヤと、死を前にしたフリー。対照的ですね。今後の暗喩になっていないといいのですが。