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アニメ感想・考察ブログ

Fairy Gone16話感想

Fairy Gone16話「笑いころげるトンビ」感想

 

マーリヤがカルメに向かって「あんたヴェルの何なのよ、この泥棒猫!」と啖呵を切った場面がハイライトでした。

想いあっているのに通じあえない2人のこの先はどうなるのでしょうか。

 

15話で一旦ハイブランツ公の反乱を巡るお話は終わり、今回から黒の妖精書関連に移りました。これまで出てきた情報で、黒の妖精書は

・5つある妖精書の中でも幻とされている

・内容は妖精憑きのこと(らしい)

・偽物が大分出回っている

ことが示唆されてきました。

 

また、これを狙う人々として

・マフィア、グイカーリン

・スウィーティ

・カルメとヴェロニカ

・ドロテア(妖精省)

が登場しています。

それぞれ黒の妖精書を狙う理由も違います。

スウィーティは父の遺志を継いで(?)ミッドランドを探索する手がかりに。

ドロテア及び妖精省は研究・保存のため…と言いつつ、実際は妖精技術を国家で独占するためでしょう。ドロテアは使いっ走りなのでどこまで妖精省の思惑を汲んでいるのかはわかりません。

そして、今回で明らかになったのがグイカーリンとカルメの理由です。

イカーリンというか、今回初登場のソーは黒の妖精書の内容がそもそも白の妖精書執筆者のネタを盗んだものと主張。だから白の妖精書執筆者の子孫である自分の所有物である…と考えているかは分かりません。集めた後どうするのかも分かりません。

カルメは黒の妖精書を処分するために集めていることが分かりました。執筆者の子孫として何か知っているのか、執筆者の遺言なのか。黒の妖精書のみ散逸しているのもここら辺に理由がありそうです。

 

今回は船島を閉鎖したことで地理が限定され、関係者が出会いやすくなっています。

マーリヤに会うと復讐の決心が鈍ってしまうとヴェロニカは思っているようですが、果たして一連の騒動で2人が向き合うことはできるのでしょうか。