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アニメ感想・考察ブログ

Fairy Gone18話感想

Fairy Gone18話「踊るネズミと折れた角」感想

 

1話飛ばして見てしまったかしら…と思うくらいハイスピードでグイカーリン壊滅までいってしまいました。

戦闘シーンに説得力がなかったのはやや残念です。

 

ここで怪しい宗教アインツが登場しました。前回、妖精省の面々が祈っていたのがそれみたいです。てっきり国教でもあるのかと思ってました。

中身は妖精を神と崇める妖精至上主義ですね。1話の感想で確か書いたと思うのですが、現実世界においても妖精は神が零落した姿とされることがあります。神と妖精を結びつけるのはわからんでもない。そもそも、見える人が限られる・精神体の存在で物理的な生命に寄生するというところからも次元の違う生き物と連想するに難くありません。

スーナの人々もこの宗教に近い思想を抱いていたのではないでしょうか。となると、妖精憑きは神の子とでも言えるのか?

 

しかしスーナ出身でありながら真逆の思想へ行き着いたレイ・ドーンは中々の人物です。彼の思想、「妖精はこの世にいらない、全て人が統べるべき」は、ソーが抱いた「妖精がこの世の覇権を握る、弱肉強食の世界」と相入れません。ここの対立があったら面白かったのになぁと思います。