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アニメ感想・考察ブログ

銀の匙2期5話感想

一瞬だけ美しく

銀の匙2期5話「八軒、大わらわ」感想

 

タイトルが八軒くんに戻ってきました。
今まで散々描写されてきた八軒の「断らない」性格があだとなってしまった回でした。
これまではなんとかやり切れていたのでしょうが、完全にキャパオーバーです。
それだけ八軒に頼ってくれる人が増えたということでもあるのでしょう。
断らない性格も否定的には描かれていません。
また、周りの人たちも八軒に頼りっぱなしなのではなく
彼を心配し、協力しようとしているところが周りのやさしさと八軒の人望を思わせます。
そうだとすれば八軒は周りが自分のことを考えていることにもっと気が付くべきだったのかもしれません。

八軒のクラスの出し物は豚汁になったようです。
豚汁いいですねえ。
大好きです。
クラスメイトは農家の子として生まれて散々将来のこと考えているように見えるのに
予算管理は八軒が一番てどういうことでしょうか。
細かいこと考えたくないのか?
多摩子のほうが適任な気もするんですが、別クラスでしたっけ。

一方馬術部の出し物はばん馬に決まりました。
ばん馬はかっこいいですね。
いつか生で見てみたいものです。
さて馬術部はエゾノー祭へ向けて準備を進めます。
御影ちゃんは馬関連だと可愛さがマシマシですね。
そんな御影を見て思うところがありそうな八軒。
今回は八軒→御影への思いが言葉で表現されず
想像にお任せします、というような場面が目立ったように思えます。

朝練の御影と石拾いの八軒。
黒い馬久しぶりに見ました。
ばん馬にはこの馬で出るんですね。
黒い馬に見下ろされるのは1期1話と同じです。
あの頃の八軒は鶏のお尻から出されたと知って卵を食べられなくなっていました。
人間って変わるものです。

忙しさのせいか八軒は授業で居眠りしてしまいます。
授業でやっていたのは「羅生門」でしょうか。
優しいと見せかけて厳しい先生に脱帽です。

エゾノー祭で牛を引くためやせた多摩子。
多摩子はやせると本当に美人ですね…。
この美しさが一瞬しか持続しないなんて悲劇があっていいのでしょうか。
しかし貧血になってしまうのなら仕方ありません。
自分らしい生き方が一番ということですね。

なんちゃって女子会のおかげで
御影ちゃんがやっと八軒くんの想いに気が付きました、というか気づかされましたか。
悩める御影ちゃん可愛さマシマシ。

変われた、逃げてよかったと思えるようになった八軒。
よかったですね、と思っていたら倒れてしまいました。
ここで副ぶちょーが忠犬として助けを呼びに走ったらかっこいいですがどうなるのでしょうか。
やはり人間24時間働けません。