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YKTM

アニメ感想・考察ブログ

絶園のテンペスト20話感想

全て愛花ちゃんの計画通りだったら怖い

絶園のテンペスト20話「フーダニット(誰がやったか)」感想

 

タイトルがカタカナ表記でよくわからなかったのですが
Who done it?ということですか。
おそらくWho has done it?のhasが抜け落ちてしまった形かなあと思います。
しかしこんなこと言っていると英語の教師かよてめぇはよぉ~~と言われそうです。
調べてみたらミステリー用語らしいです。
前回でSFと見せかけてミステリーへ揺り戻してきました。

過去へ戻ることにした葉風。
そういえば左門が隠しておいた供物があるのでした。
左門と潤一郎は葉風の隠れた作戦にも気がついていました。
真広と、そしてなにより吉野のため、愛花の死んだ意味をどうあっても作ってあげるつもりです。

葉風の出発を前に、三者三様です。
吉野は過去に戻れるのだったら愛花ちゃんを救うことだって…と葉風に言いますが
理を破れない鎖部葉風にとっても、葉風本人にとっても辛い願いでした。
片想いと両想いの違いはあれど、吉野と葉風の関係性ってミランダとファーディナンドと一緒です。
その場合プロスペローは誰か、となります。
後々の展開からみて愛花ちゃんだろうか。

あっという間に葉風ちゃんは過去へ飛び立ってしまいました。
2度目なこともあって慣れたものです。
しばらくは音信不通になる、という葉風に動揺を隠せない左門さん。
そんな動揺したことはさておいて、真広と吉野にも、葉風が愛花殺しの犯人かもしれないと告げます。
2人とも想定内だったようで、吉野はなるべく許したい、真広は殺すが理由によっては許してやると考えていました。
以前までの真広だったら問答無用で殺して自分も死ぬつもりだったのかもしれないので
良い具合に悲劇から抜け出してきています。
愛花ちゃんへの恋心を自覚したことも関係あるのでしょうか。

無事日本へ辿りついた葉風。
愛花ちゃん殺害時刻まで時間がありません。
とはいえ不破家にまっすぐ向かうには早すぎる時間。
どうしようか振り向いた葉風の眼に、焼き鳥を食べ歩きする愛花ちゃんが映りました。
学校帰りに焼き鳥っておじさんくさいと思いましたが
現実に学校帰り、焼き鳥を食べていた女子高生を知っているのでなんとも言えません。

愛花ちゃんから声をかけられ、葉風は動揺します。
慌てて魔法を使い、ビルの上へ来てしまいました。
しかし振り返ればやつがいる。
愛花ちゃんにはじまりの樹の関係者だと言い当てられ、驚愕する葉風。
さらには愛花ちゃんが自分を称して絶園の魔法使いだと言いました。
完全なる絶園の魔法使い、ということはやはり羽村と吉野は愛花ちゃんから力を受け継いだのでしょうか。
もし愛花ちゃんが真広を翻弄して復讐へ駆り立てたことも
吉野と付き合って彼の行動理由を自分にしたことも
全ては絶園の樹を復活させるための計画だったりしたら、やるせないです。

けど葉風と愛花ちゃんが戦ったとして
葉風は未来から来た、愛花ちゃんはここで死んでいる
ということを考えると勝敗はすでに結しているような気もします。

なによりSFと見せかけてミステリーと見せかけてやっぱりSFでした。