世界征服3話感想
怒れるケイトちゃん
世界征服~謀略のズヴィズダー~3話「煙に巻いて去りぬ」感想
今回のタイトルは「風と共に去りぬ」、アメリカの小説です。
南北戦争がテーマの1つとしてあるのですが、今回の内容もまさに戦争でした。
そして偶然なのか意図的なのか「風と共に去りぬ」の主人公の本名はケイティ・スカーレット・オハラです。
というわけで、今回は喫煙者と非喫煙者のものすごい戦いでした。
言われてみれば喫煙者及び副流煙て毒ガスをまき散らす行為はテロに近しいですがあまりにも喫煙者の肩身が狭くてかわいそうになるときもあります。
しかし車内で窓も開けず煙草をふかす輩は絶対に許さない。
さて本編です。
すっかり明日汰は料理当番になっていました。
今日だけなのかいつもなのか、ヤスも一緒に料理をしています。
煙草を吸いたいとライターを取り出すヤス。
ヤスが今まで口にくわえていたのは禁煙タスポでしょうか。
すると厨房ごと発射されてしまいました。
謎の技術力がここにも。
OP明けたら何事もなく話が始まるのかと思っていたらちゃんと射出されて落下から始まりました。
煙草の煙を吸ったくるくるがダウンしているのはどうしてでしょうか。
弱点なのか?
緊急でズヴィズダーは外食することになりました。
きちんといただきますをするいい組織です。
外食先でも喫煙者に遭遇し、ケイトちゃん怒ります。
怒れるケイトちゃんもまたかわいいです。
煙草に関しての演説もさすがの説得力。
喫煙コーナーに取り乱すケイトちゃんも最高にかわいいですねえ。
喫煙者をこらしめるため、ケイトちゃんヴィニエイラ様へ変身です。
変身シーン初でしょうか。
まさか手動だったとは思いませんでした。
明日汰は反応から見るに自動変身でしょうか。
ズヴィズダーは精力的に喫煙者をこらしめていきます。
世界征服組織だからといって悪の組織とは限らないのか?
やっていることは完全にヒーローです。
サムライフラメンコも初めは歩きタバコだったのに今ではあんなことに。
そう思うと世界征服の1歩目としてズヴィズダーはなんら間違っていないようにもみえてきます。
そのうち西ウド川市民も喫煙者こらしめる運動に同調し始めました。
ケイトちゃんの求心力半端ないですね。
さすがは総帥です。
あっという間に西ウド川市が世紀末になってしまいました。
誰もヤスが発端だとは思うまい。
やはりズヴィズダーは悪の組織でした。
人々を扇動して戦争を起こすのが狙いだったのかー。
戦争というのは得てしてきっかけがささいであるものです。
どちらにも主張があり、そして勝ったほうの主張が正義となるわけです。
一方で逃げっぱなしのヤスも煙草を吸う場所を求めてさまよっていました。
彼にとって煙草は悪のアイデンティティとして存在します。
ヤスと吾郎さんは元やくざだったんですか。
なにがどうなってやくざの親分が幼女に敬語を使うようになったのでしょうか。
前回の鹿羽興業はこのときの遺産か。
ヤスは吾郎さんがいるからズヴィズダーにいるだけで全員が全員世界征服を心から信じているわけではないのですね。
ヤスたち喫煙者は最後の楽園にたどり着きます。
もうこんな風に喫煙者隔離しておけばお互い良いんじゃないでしょうか。
特捜隊が入ってくるところはチョコレート・アンダーグラウンド思い出しました。
あれは規制側が完全に悪として書かれていましたが今回はどうでしょうか。
すっかり西ウド川市民を従えているズヴィズダー。
今回は流れからして喫煙者を征服しようとしているのではないかと思いますが
予期せず征服されているのは西ウド川市です。
またもヤスの回想です。
ケイトちゃん何者なんでしょうか。
さきほどの悪のアイデンティティとしての煙草と対象で、吾郎さんはガキの道具としての煙草をあげました。
煙草吸ってる俺って悪だろ?というのがもう恥ずかしい年齢になったのかもしれません。
チョコレート食べたい。
そこにホワイトライトの爆撃です。
ホワイトライトは割と暴力的手段に出るんですね。
彼女たちまで喫煙者に厳しい。
無事解決し、ヤスも帰ってきました。
禁煙するのかと思ったら普通に吸うんですね。
ケイトちゃんに飴もらったらもう他になにもいらないと思うのですが喫煙者は手ごわかった。
ケイトちゃんが煙草嫌いなのは第3勢力のせいでしょうか?
これにもし明日汰が絡んでくるとしたら、やはり彼の家はやくざなのか。
弱みにつけこんで、ということは金貸しの可能性もあります。
彼は平成のシャイロックか。