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YKTM

アニメ感想・考察ブログ

銀の匙2期8話感想

アニメ 銀の匙

八軒は夢に夢見てますね

銀の匙2期8話「八軒、咆える」感想

 

「ほえる」には咆えるの他に吠える、吼えるがありますけれども
吠えるは犬の鳴き声、吼えるは牛や虎の鳴き声や喚き声を意味します。
唯一、怒るなどの意味が含まれるのが咆えるなんですね。
そんなわけで今回は怒れる八軒、農家の楽しさと現実が描写された回でした。

八軒、御影は阿修羅と化した中島先生のチーズ作りをお手伝いをすることに。
ラクレットチーズはあのとろっとした感じがたまりません。
ハイジのチーズパンのチーズですね。
チーズ作りは案外さくさく進んでしまうんだなあと思っていたら
しっかり時間がかかっていたようです。
休日だったのでしょうか。

農業と勉強を合わせて考えて楽しさを覚える八軒。
前回か前々回かでもともと勉強好きということが明かされた八軒くん
チーズ作りに浸透圧を利用していたことから化学と結びつけます。
彼は農業研究者とか合ってそうですね。
将来は農大行くのかしら。

寮に帰ると南九条さんがごはん食べながら待っていました。
テーブルに足を乗せた南九条を注意する八軒がらしいというか
本当に心からそう思っているんだろうなと感じるセリフでした。
こういう細かいところに成長が出るアニメ、とても好感がもてます。

南九条から駒場の現実が明かされます。
農業のこととなると周りもシビアというか、現実を知っているというか。
どこまでも経営者目線の多摩子の説明がわかりやすかったです。
他人の力になりたがる八軒も今回ばかりは手の出しようもありません。

翌日、八軒は仮病を使って駒場を待ち伏せします。
何事もなかったかのように振舞う駒場に、八軒は動揺します。
これまで夢の持てなかった八軒にとって
自分の夢を持っているということは大変なことであり立派なことでもあったのでしょう。
その意味で2つも夢を持って努力する駒場にあこがれた部分もあったのかもしれません。
そんな駒場が表面上あっさりと夢をあきらめる、捨てると言ったことに八軒はかなりショックを受け
また受け入れがたいと感じたのではないでしょうか。
もちろん本心を隠した駒場に対して怒りも覚えたのでしょうね。

悲しそうな御影を見て、駒場家に首を突っ込むことを決意した八軒。
実際、農業は危うい面も多分に持ち合わせているでしょうし
一介の高校生が借金をどうこうできるとも思えません。
八軒の決意はまさに若いなあ、といいますか。
しかし若い時にしかできないあがきもあるわけです。
個人的には高校生くらいの若い子たちに
現実だから、仕方ないからとあきらめられてしまうよりは
現実を受け入れたくないと暴れまわって泣きわめいてもらったほうが健全に思います。