91Days7話感想
いよいよ泥沼化してきたヴァネッティファミリー。
アンジェロの復讐が怖いくらいうまくいってその内どんでん返しがあるのではないかと思ってしまいます。
そしてイメチェンしたファンゴ。
ローレスという街はどこへ行くのでしょうか。
今週は社畜モード全開で感想書くのが遅くなりました、7話感想です。
91Days7話「あわれな役者」感想
登場人物
アヴィリオ・ブルーノ(アンジェロ・ラクーザ)
…役者といえば演技上手なアンジェロさん。今回、頭が冴えわたっていました。夢見る光景まであと少しです。
ネロ・ヴァネッティ
…大根役者。かと思えば監督の良い操り人形でした。オニオンスープがママの味。
フラテ・ヴァネッティ
…ピエロでした。お兄ちゃん大好きが行き過ぎてコンプレックス箱買いしてしまったようです。
ロナルド
…わかりやすいヒールでした。フィオの純潔を返して(´;ω;`)
フィオ・ヴァネッティ
…悲劇のヒロインなのか? 彼女の言う「ファミリー」と兄弟が言うものには大きな隔たりがありましたね。
感想
「もう」家族で争いたくない
フィオがロナルドに向かって言った言葉です。もう、というのはネロとフラテ決別~現在のことを指して言っているのでしょうが、もしかして過去にも家族で争ったことがあるのでしょうか。たとえばヴィンセントの殺した元ボスが血族だったとか。
果たしてそんなフィオのはかない願いは無残な形で砕け散ることになりました。その引き金を引いたのも、最もアンジェロの思惑通り動いてしまったのもフィオであるのがやるせないです。
お腹の子どもがロナルドに似ないことを願うばかりです。
ファンゴの思惑
マッシュルームカットをきぱっと止め、ボスらしい頭になってしまったファンゴ。今回もネロたちと同じ食卓にはついたものの食事はしませんでした。ラクリマは化粧が濃くなっていました。
ファンゴとしてはネロがヴァネッティの頂点に立っていたほうが何かと今後やりやすいわけですから、そのための協力はしてくれるだろうと思いますが…彼の天下が何日続くかが問題です。
ネロ姉弟の考え
ネロは多少犠牲を出してでもファミリーの独立を保ったまま。フラテはとにかく全員の命を確実にする。フィオは血のつながった同士で争わないこと。
を、それぞれ第一としています。プライドを取るか命を取るかということになってきます。そしてフィオだけが少しずれた意見になっているのは、やはり女性だからなのでしょうかね。
母さんの味であるオニオンスープを一緒に飲めなかった時点で、兄弟の決別は決定的だったのかもしれません。
百合
フィオのもらった花束が赤なのかオレンジなのか判別がよくできませんが
赤だとすれば花言葉は「虚栄心」もしくは「願望」
オレンジなら「軽率」もしくは「憎悪」です。
ガラッシア風を吹かせていると評された虚栄心のあるロナルド、家族平和に暮らしたいというフィオの願望、ということを考えると赤のほうがふさわしいのだろうかと思います。
ロナルドの軽率な行動を憎悪したフィオ、というのでも全然いいのですが。
兄弟の意味
今回で、アンジェロは自分と同じか、それ以上の苦しみをネロに与えました。弟を亡くし、さらにはその原因が自分だったのですから。
そこからの「自分がネロの兄弟になる」宣言です。ネロの懐にもぐりこむ気満々です。アンジェロはとことん復讐をするつもりでしょうから、この言葉ひとつをとっても後々のためになるのでしょう。そうやって相手の信頼を得て裏切るとか。
裏を返せば、同じような経験をしているアンジェロには、この言葉がどれだけの救いになるのかよくわかっているということです。それが裏切られたらどんなに傷つくのかということも。
人間、どうしても自分基準で物事を考えがちです。自分がされて一番嫌なことを相手にする。つまりはこれがアンジェロの弱点なのかもしれません。
そういえば最近コルテオを見ていません。バルベロと一緒に何やってるのでしょうか。
疑問に感じつつ感想以上です。次回は総集編ですね。