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アニメ感想・考察ブログ

終末のイゼッタ9話感想

最後の魔女の前に立ちふさがったのはかつてエイルシュタットを救ったはずの白き魔女でした。魔女同士の戦いはとても一般人には介入できるようなものでなく、すべてゲルマニアの思惑通りです。

おそらく捕えられたであろうフィーネたち、そしてイゼッタはどうなるのでしょうか。

アトランタ合衆国の出番はあまりなさそうな予感がした9話感想です。

終末のイゼッタ9話「ゼルン回廊、燃ゆ」感想

舞台

今回の戦いの舞台はゼルン、東の国境付近です。国境付近では3か所で戦いが繰り広げられており、たとえばついこの前の話で破ったのは西のケネンベルクでした。今回もケネンベルクから、と見せかけて東のゼルンから攻め込まれました。

回廊は字のごとく「廊下」の意もあるのですが、ここでは細長い地帯のことですね。

他の情報としては、レジスタンスの存在があって、ゲリラ的にゲルマニアへ喧嘩を売っているようでした。

登場人物

イゼッタ

やはり胸がでかい。後述のゾフィーが控えめな乳だったことから、魔女の血がそうさせているわけではないようです。

フィーネ

情報に踊らされてしまいました。おそらく命は無事でしょうが、今後どうなるのか。

ジーク

情報に踊らされたその2。ビアンカと白き魔女伝説の話をした後に見ていた巾着?は何が入っているのでしょうか。

ゾフィー

白き魔女。クローン技術なんていきなりオーバーテクノロジーすぎませんか。体が少女なのはその年齢で命を落としたからなのでしょうか、それともオットーの趣味なのでしょうか。

感想

魔女ゾフィー

オットーが魔女の末裔(イゼッタ)に興味を示していたのも、その存在を確信していたのも全ては白き魔女の遺体を手に入れていたからでした。しかしよくおとぎ話上の人物でしかない魔女の墓を(証拠があったとはいえ)探そうとしたものです。

ゾフィーは英語読みだとソフィー、叡智という意味から来た名前です。伝説の魔女に相応しいですが、現在の行動はあまり賢いとは思えません。エイルシュタットから見て魔女は救世主でした。白き魔女から見たエイルシュタットは「裏切り者」です。そしてその言葉はイゼッタの祖母が白き魔女を指して言っていたことと同じです。

まとめると

エイルシュタット→(感謝)→←(裏切り者)←ゾフィー←(裏切り者)←魔女一族

こんな感じです。わかりづらいですね。

そもそも、クローンというのは別に記憶自体を引き継ぐわけではなく、体組織だけをそっくり同一に作りだすことなので、今のゾフィーの記憶自体はベルクマンに操作されている可能性もあるわけです。

ただ、エイルシュタットも白き魔女について都合の悪い部分を削除して伝説に残している感じはあります。

半分の赤い宝石

 まがまがしい感じにゾフィーが身に着けていました。半分しかないということはもう半分はどこへいったのでしょうか?公家と魔女で半々にわけたとか?ジークの持っている巾着が怪しいのではと思うのですが、古くから仕えているということでフィーネの知らないことも何か知っていそうです。

赤い宝石の効果としては、今のところはっきりしているのがレイラインの魔力を無効化できる(しかも任意で)ということでしょうか。魔力増幅装置でもありそうです。

ゾフィーは前髪切ったほうがいいのではと思いつつ感想以上です。