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アニメ感想・考察ブログ

ダーリン・イン・ザ・フランキス5話感想

小休止とヒロに迫りくるストレリチアの弊害が明らかになりました。

13都市の彼らは恋を知らないコドモたちの特例となれるのでしょうか。

ダーリン・イン・ザ・フランキス5話「キミの棘、ボクのしるし」感想

世界観

キッシング

都市同士でマグマ燃料の受け渡しをすること。マグマ燃料に集まる叫竜に狙われやすくなってしまう。

コドモたちはキッシングの元々の意味も知りません。恋愛に関することが徹底的に排除されている以上、彼らが恋を知ると何か問題でもあるのでしょうか。フランクスのカップリングが難しくなるとかかしらん。

13都市の部隊は急ごしらえ

今回出てきた26都市のコドモたちはもはや子どもらしくありませんでした。かつ13都市はテストチームでフランクスの機体もバラバラです。視聴者にとっては13都市が基本になっていたので今回で初めて他のフランクスが量産型であること、コドモたちもほぼ均一な性格であることがわかります。

登場人物

ヒロ(CODE:016)

胸に色々なものを抱えています。やはり彼はフランクスに乗って戦うことに自分の生を見出しているのですね。

たとえそれで命を失うことになろうが、ゴローたちに嫌われようがヒロは構いません。

果たして彼は3度目を乗り越えることができるのでしょうか。

ゼロツー(CODE:002)

彼女の赤色は美しいですね。ゼロツーに叫竜の血が入っているというわりに、色が正反対(叫竜:青 ゼロツー:赤)なのはなぜなのでしょう。動脈と静脈?おしべとめしべ?ヒロたちが撃退している叫竜はオスばかりなのか?

感想

特別なヒロ

ヒロがストレイチアに乗っても平気だったのは、他のパラサイトと真逆の反応をしていたからのようです。それがなぜなのかはまだ判明せず、かつ身体への負担はヒロにもあります。

そしてヒロの心臓には叫竜のような色の何かがくっついていました。最終的に叫竜になってしまうのでしょうか。もしすべての叫竜がヒロのような特性を持つ元コドモだったら、急に虚淵めいてきますね。

そして、孤独なゼロツーにとっては仲間が出来ることになります。

「個」がある13都市部隊

まだ少ししか登場していませんが、26都市の部隊は13都市と違い、戦うための兵士としてよく訓練されている印象を受けます。ミツルのような嫉妬心も、ココロちゃんの慈愛に満ちたやさしさも、ゾロメやミクちゃんのやんちゃさも、戦闘のみを考えれば不要なものです。言い換えると、13都市のコドモには個性があります。13都市はコドモたちに個性を付与したらどうなるか?という実験場なのでしょうか。しかし彼らも恋愛については教えてもらえていません。

恋愛は非常に個人的なものです。伊藤計劃さんの「ハーモニー」において、すべての個人情報が世界に公開された状況でプライベートなものとして残ったのが性的なことだったように。

それを隠して、でも13都市には個性を許して、というパパたちの行動がよくわかりませんね。何をしているのでしょうか。