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アニメ感想・考察ブログ

ダーリン・イン・ザ・フランキス12話感想

人間になりたいゼロツー、思い出したヒロ。

我々はどこから来て、何者で、どこへ行くのか。

人造だろうが未来だろうがそれは人間が考えずにいられない問いなのかもしれません。

ダーリン・イン・ザ・フランキス12話「ガーデン/始まりの庭」感想

世界観

9's

APE直属の親衛隊。ゼロツーはもともとこの部隊にいました。さらにコミック版を見る限りイオタが正しい名称でゼロツーは勝手に名乗っているだけのよう。イオタはギリシア文字9番目の数字なので、それが加入順につけられたのであればゼロツーは9番目。やつは四天王の中でも最弱よ…と言われた並みの衝撃です。

登場人物

ヒロ(CODE:016)

青臭い。ヒロはゼロツーの心を溶かすことができるのでしょうか。

ヒロは一貫して刹那主義といいますか、過去も未来も関係ないよ今が大事だよ派です。それはそれでいいのですが、過去と現在を否定し、未来に人間へなりたいと思っているゼロツーには反発されてしまいました。その後に過去を思い出すのは何という皮肉か。

ゼロツー(CODE:002、イオタ)

早く人間になりたい。牙が出てきているのは竜化が進んでいるからのようです。幼少期と肌、角、血の色が違うのはなぜでしょうか。人間をエサにした=命を吸い取ったら人間のような肌になったとか?それで人間の命を犠牲にすれば人間になれると勘違いしたのでしょうか。

感想

金枝篇

幼いヒロがイチゴに勧めていた本です。金枝篇が書かれるまではこの世界の歴史と同じ道をたどっていたということになります。

さて呪術・宗教などを扱った大著である金枝篇、ここにはヤドリギを聖なる樹とする信仰が紹介されています。そしてそれは女神ディアナを祀る森に生えていました。ディアナも植物の神(豊穣神)とされていたことがあるそうです。

ヒロは昔このヤドリギの下でゼロツーに会ったようです。