YKTM

アニメ感想・考察ブログ

ヨルムンガンド2期23話感想

ブックマンが微妙にかわいい

ヨルムンガンドPERFECT ORDER23話「ウォーモンガー」感想

 


ウォーモンガー=戦闘狂。
戦闘狂なのはヨナかキャスパーかそれとも。

銃を向けたヨナに、ココは優しく諭します。
小さいころからずっと武器が嫌いだった。
でも才能はあるから金はどんどん舞い込んだ。
あるとき決心した。この金は世界平和のために使おうと。
ココの行動理由はそんなところでした。
それで小さいころはずっと仏頂面だったんですね。
決心したあたりから仮面として笑顔を張り付けていたのでしょうか。
ココは忍耐強いな。

ヨナは微笑んで銃を捨て、ココに別れを告げました。
まさか海に飛び込むとは。
平泳ぎなのはさすが。
泳ぎながら、ヨナは考えます。
自分は頭が悪いから言葉にはできないけど、ココのやろうとしていることはなんか嫌だ。
70万の犠牲が嫌なのか、もう武器を手にすることができないのが嫌なのか。
あるいは武器の持たない自分を想像できない→自分の存在理由が見いだせなくなっているのかもしれません。

対岸に泳いだヨナを待っていたのはキャスパーでした。
トージョの時と同じだ。
キャスパーは勘を働かせてこちらに来たようです。
ヨナを保護して、車を出すキャスパー。
トランクの中でヨナは今までのことを回想していました。
できるなら戻りたいけど、ココの計画を受け入れるわけにはいかない。
でもココが言っていた通り、今ココが死んでも計画は止まらないわけです。
そんなことを考えていたのでしょうか。
キャスパーは、ヨナにこれからどうするのか問います。
日本にいる孤児を想起して、雇ってくれと申し出るヨナ。
ああ、やっぱり日本でのキャスパーとの会話は伏線だったんですね。
キャスパーはヨナを対等な人間として、部隊に迎え入れました。
部隊の人が打ち解けやすそうなのが救いですね。
それからヨナは戦いの日々です。

一方、ココはある程度立ち直って計画を進めていました。
Dr.マイアミに言われた通り、ヨナ離脱は想定内の出来事でした。
マイアミはヨナくんはいつか自分で答えを出して戻ってくるとまで言っていました。
勉強はだめだけど頭はいいから、と。
確かにヨナって頭悪いイメージないですね。
しかしココとしては、自分と同じく武器を憎み、武器にすべてを奪われたヨナにこそ賛同してほしかったところがあったのでしょう。
やっていることは悪と自覚しつつ、ヨナに肯定してもらえたらココは正当な理由を得られる気がしたんじゃないのかな。

さて、ブックマンです。
ココから電話をもらって待ち合わせ場所に向かいます。
するとそこで襲撃受けました、が、助けられます。
すべてココの仕組んだことだそうです。
作戦名は「オペレーション・アンダーシャフト」
さっきマイアミからココへのメールに「オペレーション・アンダーシャフトという計画がある」と書かれていましたから、それを受けてちょっとお茶目してみた感じでしょうか。
そしてブックマンを自分側に引き込みたい&CIAの邪魔者を排除。
ブックマンはココを「情報の神」と称しました。
現代で情報をすべて自由にできたら、莫大な権力を持てることになりますね。
ブックマンはココの計画に乗り気だろうし、もう誰もヨルムンガンドを止めることはできそうにありません。
空に手が届かなくなる=ヨルムンガンド計画、ということですか。
すごい今更気が付いた。