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アニメ感想・考察ブログ

絶園のテンペスト9話感想

左門さん慌てすぎじゃないのか。

絶園のテンペスト9話「彼氏」感想

 


攻撃を続ける国防軍のもとには夏村がむかいます。
やったか?!→やってない
もはやお決まりです。
戦車を供物としてささげることで、攻撃魔法を使えない弱点をうまく活かしてますね。

場面変わりました、左門と真広と吉野です。
左門に説得されて、真広はあっさり葉風を切り捨てました。
代わりに犯人探しを左門に頼みます。
左門は真広の考えに動揺するものの、頼みが常識の範囲内だったのでひと安心。
さらに犯人が鎖部の者だと聞いて、心中一石二鳥だと考えます。
堅実な左門らしいですねー。

しかし吉野は納得がいきません。
こんな悲劇いやだと思いつつ、葉風さんを元気づける吉野。
葉風はすっかり打ちひしがれていました。
ハムレットの話題になって、ふと愛花ちゃんとの会話を思い出しました。
ハムレットの台詞を引用する愛花ちゃんに、ちょっと辟易する吉野。
服装と風景からして、何話か前にあったひまわり畑でキス未遂の後でしょうか。
ハムレットが嫌なら、別の復讐劇にしましょうか、と提案する愛花ちゃん。
やっと『テンペスト』が出てきましたね!
個人的にも最後が幸せに終わる『テンペスト』のほうが、『ハムレット』よりよっぽど好きです。
でも『テンペスト』は誰も死んでいないんですよね…。

ともかくも、吉野はこの悲劇を悲劇に終わらせない決意をしました。
吉野は行動原理が本当愛花ちゃんばかりですね。
エアリアルとキャリバンも出てきてうっはうは。

吉野は山本さんから魔具と交換でもらった武器で真広を目くらまし。
そのまま瞬間移動で、真広の魔具を奪おうとします。
やっぱりアクションは随一でかっこいい。
びっくりなのは左門さんです。
そりゃ目の前で前振りなしに仲間割れされたらびっくりするわ。
吉野を止めようとしますが、そうしたら真広に邪魔される始末。
もうしっちゃかめっちゃか。

吉野は骸骨の隣に立つと、真広を説得しはじめました。
救えなかった愛花ちゃんと葉風を重ねるようにして説得するのは、吉野わかってるなあ。
2年前の葉風を救えるとしたらどうだ、と提案する吉野。
左門動揺。
つまり葉風を救えるっていうことですね。
ついでに、吉野側についたら愛花ちゃんの彼氏を教えてやる、と。
彼氏がなんだよと訝る左門でしたが、真広は吉野の提案をのみました。
左門は驚いてるけど、さっきから真広は「世界どうでもいい、愛花殺した犯人殺す」って言っていたんですし、予想の範囲内でしょう。
葉風も驚いてます。でも葉風だって今までの真広見てたらわかるでしょうに。
さて、ついに吉野の証明開始です。
でもこの時、横にいる骸骨を見て「この骨の上におっぱいがあったんだよな…」って考えると変な気分です。
そして生身の大切さがわかりますね。
しかし真広は結構合理的な考え方するんだな。