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アニメ感想・考察ブログ

絶園のテンペスト24話感想

終わった

絶園のテンペスト最終回24話「それぞれの物語」感想

 

相変わらず作戦続行中です。
左門さんたちまで出動し、無理やり艦隊を引き離しました。
腕をかすっただけで無事だった吉野は、真広と共に世界の行く末を見守ります。

羽村御柱と対峙し、絶園の力で倒そうとします。
ところが彼は言わば愛花ちゃんの代わりに急凌ぎで用意された魔法使い、力が足りずに樹の反撃を受けてしまいます。
パイナップル集団まで繰り出してきて猛攻撃のはじまりの樹。
あまりの力量差に、羽村は諦めてしまいます。

一方で絶園の樹がゴゴゴゴゴとなっていました。
国防軍が退避しようとすると、鎖部一族がやってきて守ってくれました。
絶園の樹は形を剣に変え、空に消えていきました。
形としては、グルグルでニケが箱から出したぐにゃぐにゃした大きな剣に似ています。

剣が追いかけてきてくれて、羽村もやる気を取り戻しました。
今度はばったばったと樹をなぎ倒します。
そしてはじまりの樹は地球から姿を消したのでした。

その後。
早河のアパートから、羽村もみんなも出て行くことにしたようです。
もう一緒にいる意味はないですし。
羽村はゆっちゃんに手紙を送ったら会ってくれることになったのだと喜んで出かけていきました。
以前より精神的にちょっぴりたくましくなった羽村は同じ理由で彼女に振られることはないのでしょう。

葉風は魔法も使えない普通の女の子になりました。
そこで姫宮の役目も終わりと言わんばかりに里を出て行こうとします。
ところがババたちには魔法が使えないなら普通の女の子以下だと言われ早河たちにはからかわれ、散々です。

さて、真広と吉野は電車に揺られていました。
勝手に愛花ちゃんのメッセージを見ようとして揉める吉野と真広。
そこには愛花ちゃんからのビデオメッセージが入っていました。
曰く、絶園の魔法使いとして到底味わえないはずの楽しい生活をおくれたから満足していると。
愛花ちゃんは最後まで愛花ちゃんらしかった。

愛花ちゃんの墓参りです。
1話とは逆に、きちんと手を合わせて愛花ちゃんへの言葉を告げます。
さっき真広が言っていたように、蝶は死んだ魂の象徴です。
この時菊へ止まっているモンシロチョウは愛花ちゃんでしょうか。
彼女にしては控えめな気がします。
シェイクスピアを引用してきた意味がきちんとあったのは好感が持てます。
真広たち人類はこれから自分の言葉で生きていくんですね。

2人はそれぞれこれからの話をします。
そこに葉風がやってきて、吉野は彼女を迎えに行きます。
そして終幕。