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アニメ感想・考察ブログ

京騒戯画5.5話感想

聖地案内とは何とも視聴者に優しい番組です

京騒戯画5.5話「京都実録篇」感想

 

普通のOPの後にいきなり実写だったので
次回予告を見ていたにも関わらず驚いてしまいました。
それにしても寒そうな恰好です。
吽役の声優さんと新人の声優さんが2人で京騒戯画の舞台のモデルを回るそうです。
いまどきの声優さんって芸能人ばりに容姿が整っているんですねー。
新人さんはこれから登場するんだろうか。

さて一つ目は源光庵です。曹洞宗だそうです。元々は臨済宗だったみたいですね。
ここには明恵上人と古都が鏡都を出ていく決意をした
丸窓と四角窓=悟りの窓と迷いの窓がありました。
おー悟ってる明恵が丸窓にいて
迷っている古都が四角い窓にいるのは意味があったんですね。
そして明恵は古都ともども迷う決意をするということでしょうか。
今まで観光案内ぐらいの意味しかないだろうと高をくくっていた背景にこんな意味があったとは。
お2人は御朱印をもらって次の場所へ。
お坊さん達筆です。

次は知恩院です。
忘れ傘が有名なところですね。
京騒戯画では三門が出てきたみたいです。
さっくり御朱印をもらって次へ。
御朱印見せてくれないんですか…。

3つ目は鞍馬寺です。
懐かしの叡山電車で行けるそうです。
偽ではありません。
わざわざ服装が変わっている理由と宿泊での観光のおすすめまで話していただきました。
すごい親切設計。
阿吽が獅子なのはおもしろいです。
勉強になる番組ですね。

小休止を挟んで最後に高山寺へ。
余談ですが和菓子はかつて手紙代わりに使われたそうですね。
お菓子ひとつひとつに意味があるんだとか。

さてなんだかファンキーな方も加わって高山寺めぐりです。
なんと世界遺産だそうです。
日本ってけっこう世界遺産あるんですね。
自分の無知さが恥ずかしくなります。

明恵が建てたという高山寺で、明恵上人レクチャーです。
ところで歴史上の明恵さんは法然が大嫌いだったみたいですが
さきほどの知恩院法然さんが建てたものです。

そんなこんなで
下世話ですが制作が間に合わなかったのか
視聴者にもっと考察しながら見ろよ!と言いたかったのか
なんとも不思議な回でした。