YKTM

アニメ感想・考察ブログ

BTOOOM!2話感想

だんだんサバイバルの概要が見えてきました。

BTOOOM!2話「血の女子高生」感想

 


前回の続き…というわけではなく、ヒロイン、ヒミコちゃんの回想です。
主人公が言っていた結婚相手とはヒミコちゃんだったと判明しました。
やっぱりですか。
でもアバターってこんなそっくりにつくれるものなんですね。

ヒミコは普通の女子高生でした。
外見のわりに古風な名前です。
友だちと遊んで、ゲームやって、学校行ってと。
今の状況から顧みるとこの日常がなんとも幸せに映りますね。
ヒミコは友だちとコスプレでプリクラです。
初コスがこれって、よくわからないけどハードル高くないですか。
お尻お尻。

さて、無人島。
これは自分への罰か、とヒミコちゃん。
爆弾を見て「やっぱりこれで殺しあえってこと」と主人公よりすんなり展開を受け入れていますので、説明は受けたんでしょうね。
女の子としてはジャングルの中に入るの、ためらいますよね。
見通しが悪いので隠れるには絶好の場所だと思うのですが。
そんなヒミコちゃんは海岸で寝ちゃいました。
デスゲームの真っただ中で日焼けを気にするヒミコちゃんは本当よくいる女子高生です。

回想。
回想も何回かに分かれてたんですけどめんどくさいのでまとめちゃいます。
だいたい4人のグループで行動していたヒミコ。
なんでヒミコちゃんだけ制服違うんでしょうか。
前回はサバイバルを意識して制服風私服を着てるんだろかと思ったんですけどはずれちゃいました。
ある日、メガネの子が変な手紙をもらったと見せてきました。
嫌いな人を教えてくれれば、消してあげるし100万円もらえるというもの。
最近流行っているようで、実際に人も消えているみたいです。

ふむ、なんとなくわかってきたような気がします。
この手紙をもらった人が連絡して、「消してほしい相手」が孤島に送られるということでしょうか。
主人公のお母さんもこの手紙を受け取ったのか。
それならこの孤島にいるのが日本人ばかりな理由も、性格が少しおかしい人たちばかりなのも納得です。
他の人から「消えてほしい」と願われた人ばかり集めてきたわけですね。
でも、日本中に手紙を配っているわけではないようですから、かなり作為的な人選もできるわけですよね。
主人公の母親に手紙を送れば、主人公を消してほしいと言ってくるのはほぼ明白です。
ただ、そうだとすると、主人公以外の人間が説明を受けている風なのが疑問ですね。
彼らはどういう説明を受けてこの島に来たんでしょう。

そのときは笑い話で終わった手紙。
後日、4人はヒミコと同じマンションに住んでいる先輩のもとへ遊びにいきました。
ミュージシャン? ぽいです。
一旦家へ行くヒミコは3人を置いて去ります。

案の定、ヒミコが先輩の家へ行くと3人はレイプされた後でした。
ここで変に1人で戦わず、逃げて警察へ駆け込む判断をしたヒミコは合理的だと思います。
結果、先輩たちも逮捕されたわけですし。
でも他の子の感情ではその行動が間違いになってしまうわけですか。
どうして1人だけ助かったのか、逃げたのか、という感じで。
私がレイプされたのならあなたもレイプされるべきだった、というのか。

回想終り。
目が覚めると、3人の男に囲まれていました。
過去を知ってからヒミコちゃんの反応をみると思うところがありますね。
1人、教師だという男が団体で行動しようと提案。
うわあ、この人殺されそう。

やっぱりでした。
やたら顔の濃い人がヒミコちゃんを人質にあれやこれややって教師は死んでしまいました。
顔の濃い人をやばいと感じた太った男はヒミコを連れて逃げます。
このとき太った男が持っているカバンは前回ヒミコちゃんが持っていたものと同じですね。
殺して奪ったのか、同じものを拾ったのか。

走っているうちに、顔の濃い人が追いかけてきました。
そういやレーダーって取れても、皮膚に穴が開いたままなんですね…。
怖い。
太った人の爆弾やばいじゃないですかこれ。
そして太った人の汗もやばいです。

なんやかんやで、ヒミコは太った人を殺してしまいました。
でも罪悪感がないって、わりと人間として危ない気がします。

今回見ていて、これって貴志さんの『クリムゾンの迷宮』に似ているなーと思いました。
そうすると一番大事なのが「情報」なんですよね。
だとすれば記憶喪失で状況把握に1歩遅れている主人公が一番不利ということになります。
ヒミコと手を組む形で情報を補完していくのでしょうか。
それとも普通に殺しあいするんでしょうか。
主催者側が何を目的としているのかも不明ですね。
やっぱり裏ビデオが定石でしょうか。
儲からなきゃこんなことしないですよね。