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アニメ感想・考察ブログ

URAHARA1話感想

ポップでクールな日本のアニメ、みたいな感じですね。

そんな外見に反して(?)しっかりした軸がありそうなストーリー展開はこれからに期待してしまいます。

URAHARA1話「ドーナツクライシス」感想

世界観

とりあえず普通の現代社会のようです。

PARK

主人公3人のお店。春休み限定だそうです。洋服からスイーツまで何でもありそう。

色々理由ありっぽい3人の大事な居場所です。

スクーパーズ

宇宙人。クソだのクズだの散々な言われようです。自分たちで文化を持たず、他の星の文化を吸い取ることしかできません。かつ想像力も創造力もない。

アマツマラ

スクーパーズが他の星から奪った便利アイテム。使用者の想像力を具現化する?アイテムのようです。スクーパーズは想像力がないので使いようがなかったそうです。

アマツマラ(天津麻羅)は日本神話に出てくる鍛冶の神です。ざっくり、モノづくりの神様ですね。

登場人物

須藤りと

角っ子。おっとりちゃんですが芯は強そう。家が原宿にあり、両親は不在。自営業の祖母と共に住んでいます。

学校が嫌いで、PARKを自分の居場所として大事に思っているようです。

3人の中ではアイデアを絵にする係。

白子まり

巨乳ちゃん。女優志望だそうです。ニヒリストな感じがします。いいですねえ。

洋服作りが得意。

綿紬ことこ

猫耳っ子。自分の世界を持っています。かわいい。

機械に強いようで、スイーツに弱いようです。

丸野みさ

アメリカン。スクーパーズに攫われていたところを逃げ出してきました。

彼女がどういった経緯で攫われたのか、両親はどうしたのかなど不思議がいっぱいです。

エビフリャー

しゃちほこ型エビフライ。スクーパーズのペットでしたが、今はみさちゃんのペットです。

どういうことなのでしょうか…。スクーパーズが自分たちで何も生み出せないのなら、彼?も攫われてきた1匹なのでしょうか。

感想

 居場所がない3人

ポップでキュートな自分たちの店に居ながら、彼女たちはそこ以外に居場所を持たないようです。3人とも学校は嫌いで早く卒業したいと。PARKは自分たちの夢だと言います。そして親の存在が非常に希薄です。

ありがちといえばそれまでですが、だからこそこの3人が原宿(自分の店)を守りたいと強く思うことに納得できます。PARKをなくしたら、彼女たちは生きていく術を失うも同然です。

文化のない星の行く末

文化を持たず、他の星から文化的なものを奪うしかないスクーパーズ。非常に示唆的です。

果たして文化を奪われた星はどうなってしまうのでしょうか。危機感を煽るためにも今後そこらへんは描かれそうではありますね。気になります。