プリンセス・プリンシパル6話感想
あっ、こういう話もあるのか…。
そんな6話でした。
Princess Principal6話「case18 Rouge Morgue」
世界観
モルグ
死体安置所のこと。普通イギリスではモルグという名称をあまり使わないそうなのですが、Rouge Morgueというサブタイトルからしてエドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」(原題:The Murders in the Rue Morgue)をもじったものなのでしょう。
時系列
case1(2話) チェンジリング任務・プリンセスが仲間に
case2(3話) 紙幣の原盤取り戻す任務・ベアトが心を許す
case7(5話) ちせ加入・堀河公と知り合う
case9(4話) ケイバーライト試作品奪取・チーム名決定
case13(1話) エリック亡命任務
case18(6話) 暗号表入手任務
1話以降の話は初出ですね。
任務
連絡員の歯に埋め込まれた王国外務省の暗号表を奪取する
連絡員はすでに死亡しており、ノルマンディー公の協力者よりどの人員か聞きださなければならない
登場人物
アンジェ
強い。今回はプリンセスといちゃこらしているだけでした。
ベアトリス
髪おろしかわいい。彼女は努力家だし付き合いがいいし最高ですよね。相変わらずスパイには向かなさそうですが…。
そして彼女の良いところは自分の喉を有効活用しようというポジティブさです。
ちせ
強い(物理)。今回は刀をふりまわしているだけでした。
ドロシー(デイジー)
悲しき美女。ドロシーは母の名前だったのですね。自分を置いて出て行った、というわりに母に未練がありそうです。
父親を見捨てられないのも彼女のやさしさならではです。コントロールは彼女にひどい任務ばかりやらせますね。
プリンセス
強い(忍耐)。今回はアンジェといちゃこらしていただけでした。
感想
チェンジリングは続行中
ドロシーはチーム白鳩の中でコントロールとの繋ぎ役になっているのですね。
その会話の中でチェンジリング作戦が続行中とわかります。コントロールは一体何がしたいのか…?パーティの時のように一時的な入れ替わりのためでしょうか。
やさしいドロシー
ドロシーは誰に対してもやさしいです。スパイに向いてないなあと思うくらいに。
ベアトへの接し方がその最たるものですよね。彼女はその人にとってどこが最も触れてほしくない部分か、どこを言われたらうれしいのかよくわかっています。
それは彼女が苦しい過去を乗り越えてきたからなのでしょう。人の気持ちがよくわかる彼女だからこそ色仕掛けがうまいのかもしれません。
改心が仇に
言い方が悪くなりますが、ドロシーの父は変に親心を出さなければ死ななかったはずです。そうした、(一般から見て)善の行動が裏目に出るのは悲劇らしさですね…。
何も知らないドロシーは、約束を破られてちょっぴり怒ったり悲しんだりしながらも、いつでも父さんには会えるだろうと思って生きていくのだろうと思うと、とても胸が痛みます。